英国サセックス大学社会保障センターは、開発途上国の社会保障に関するイベントや刊行物の情報を毎月配信しています。今回はニュースレター11月号の中から気になる文献をまとめました。
タグ: 開発途上国と社会保障
最貧国で社会保障の財政余地をつくる8つの方法
後発発展途上国(LDC)でさえ社会的保護(社会保障)制度の財源を捻出することができるかもしれない。先月出版された報告書の中で 、ILOは8つの方法を示している。
社会保障が開発途上国の貧困撲滅に不可欠-政治経済の4つのポイント
中所得国では「経済成長=貧困削減」はウソ。社会政策は貧困撲滅へ重要な役割を果たす。そして、開発途上国で社会政策を拡充するためには政治経済がカギとなる。
慢性的貧困報告書2014-教育、社会保障、最貧層への裨益
絶対的貧困の撲滅へ向けて重要となる3つの政策を挙げるとすれば何でしょうか?4月15日の開発援助委員会でアンドリュー・シェパード所長(慢性的貧困アドバイザリーネットワーク:CPAN)へ向けられた質問だ。
卒業プログラムは途上国の子供の貧困を改善できるか?
社会保護は貧困層を救うことができるのだろうか。ここで重要なことは貧困から抜け出した世帯が二度と貧困状態へ舞い戻ってこないことだ。
現金給付はカンボジアの地元経済を活性化させるのか?
カンボジアは社会保護を貧困削減戦略の中心に位置づけている。この大方針に基づき、カンボジア政府はパイロット事業を展開し、様々な社会保護プログラムの有用性の確認に余念がない。
東南アジアの少子高齢化、社会保障は万全か?
東南アジア諸国は歴史上稀にみる高度経済成長に沸いている。しかし、光もあれば闇もある。経済規模が拡大するにつれ、世界経済の荒波に揉まれるリスクは高まり、少子高齢化時代の到来も近い。
カンボジアで社会政策に取り組む意義とは?
国際協力機構(JICA)が外部委託して行った調査報告書を目にする機会があった。カンボジアの社会保障セクターの外観が30ページにわたって細かく記載されている。
開発途上国の社会政策と貧困削減は今
社会保障は開発途上国における貧困削減と脆弱性の改善に関して主要な政策の一つとなった。
レソト-国家社会保護戦略を策定
2月4日、アフリカ南部のレソトは、国家社会保護戦略(NSPS)を策定したことを発表した。