ベトナム政府が貧しい農家の消費倍増に照準を絞った。2020年までに農家の平均所得を倍増させる計画だ(年間2,020ドルまで増加)。
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ベトナム政府が持続可能な貧困削減に関する新たなプログラムを策定
ベトナム政府が持続可能な貧困削減に関する新たなプログラムを策定した。これは貧困削減に関する国家目標を達成するためのプログラムであり、2016~2020年の五ヶ年計画となる。
カンボジアの貧困問題、現在の状況と見通し
世界銀行が2016年7月1日、カンボジアのマクロ経済見通し(Economic Outlook)を公開した。新しい世帯調査の結果を反映したものではいため、貧困指標(貧困率、貧困ギャップ率など)のアップデートは行われていないが、最新のマクロ経済状況を元に貧困を分析している点については参考になる。ここでは、世界銀行の報告書から貧困問題に関するポイントをまとめてみた。
アルゼンチンが貧困率を発表、880万人が貧困線以下の暮らし
アルゼンチン政府が貧困率を3年ぶりに公表した。足元の貧困率は32.2%。国民の3人に1人、880万人が貧困層ということになる。現地紙は2013年時点で貧困率は4.7%だったとし、急上昇した印象を与えている。ただ、基準とした貧困線が同じものかどうかは、言及されておらず確認が必要。
ベトナム首都ハノイ市の貧困率を削減計画
ベトナムの首都ハノイが2.7万世帯を貧困から脱却させる。これは、2016年の貧困率の1.3%減に値する。地元紙によれば、ベトナムでは貧困層の支援策が複数講じられており、ハノイの貧困層が恩恵を受けることが予想されているようだ。
フィリピンの一時的貧困、10人に4人が貧困の罠から抜け出せず
フィリピンの10人に4人が、貧困の罠から脱却できていない。過去数年にわたる輝かしい経済成長の影で、外的なショック(病気や事故など)が起きればたちまち貧困に逆戻りしてしまう人々が、国民の半数に迫ろうとしている。
チャドの貧困層へ社会保障給付、世界銀行が現金給付10億円規模
9月1日、世界銀行はチャドに対して10百万ドルの無償資金協力を実施することを決めた。これはチャドのセーフティネットシステムを実施するため。農村部と都市部で暮らす貧困層・脆弱層1.5万世帯へ直接現金給付を行う予定。
マーシャル諸島の貧困が悪化、小島嶼開発途上国は取り残されるのか?
持続可能な開発計画(SDGs)が採択され、国際社会の関心が環境の持続性と貧困削減に向いている。持続性と貧困削減。このキーワードで思い浮かぶ地域はどこだろうか。
善意が貧困を助長する?映画「ポバティー・インク」を、あなたはどう観て何を語るか
渋谷アップリンクをはじめとしたいくつかの映画館で、映画「ポバティー・インク ー あなたの寄付の不都合な真実」が公開された。これは貧困問題に対する寄付や善意の中にはビジネス化しているものがあるという事実を取り上げた、約90分のドキュメンタリー映画だ。
アフリカに子供の貧困が蔓延する日、2030年に世界は貧困を撲滅できるのか?
14年後の2030年、国際社会は絶対的貧困の撲滅を目指しているが、アフリカの子供が世界の4割の貧困を占める世界が訪れるのかもしれない。