タグ: 開発途上国と不平等

東南アジア

経済成長、進むスラム化

経済成長、進むスラム化

日本は過疎化が進み、農業後継者不足が大きな問題となって久しいが、同じような問題が今、東南アジアの各地で起きている。今、私が住むタイでは、1970年代からの急速な経済成長が新たな産業と貿易、経済活性化をもたらし、多くの雇用を生み出した。その底辺にいたのが貧しい農村から都市部へ職を求めて移動した港湾労働者や日雇い労働者たちだった。

東南アジア

深刻化する「格差」問題

Photograph: Ippei Tsuruga

国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)がアジア太平洋地域における持続可能な世界共通目標(SDGs)の2030年達成に向けた進捗状況を発表した。その中で気になったことが一つある。それは東南アジアにおける格差問題の悪化である。

スーダン

経済発展だけじゃない、不平等の是正をも目的とした新たな行動指針SDGs達成に不可欠な「草の根」の包括的なアプローチとは?

Photo: Ryoya Tasai

スーダンのハルツーム州でこれまで医療支援を行ってきた認定NPO法人ロシナンテスは、国連食糧計画(WFP)や国際協力機構(JICA)との連携や、現地医療スタッフ・NGOとの協働など様々なセクターを巻き込みながら11年間に渡り活動を行い、スーダン人へ医療を届けてきた。