コンビニでお目当ての物を持ってレジへ向かうとそこにはチョコレートが置いてある。とりわけ買う予定はなかったけれど、ついついそのお手ごろ感から一粒買ってしまうものだ。今では親指大のチョコレートは10円玉数枚で買える。いつからか、僕らはチョコレートを好んで食べるようになった。
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ビエンチャンで盗難被害-タラート・サオ市場でアディダスの靴を購入
相変わらず清々しい朝を迎え、ゲストハウスの玄関へ向かった。そこで目が飛び出た。口から心臓が飛び出る前に我が目を疑った。昨日確かにそこに置いておいたは ずの靴がない。ニュージーランドで2,000円で買った自慢のボロ靴がない。この旅で買い替え用と思っていた矢先の出来事である。
タラートサオ市場でシャツを買う-ラオス伝統料理とビアラオで乾杯
少しいつもと違った気持ちで朝を迎えた。ある意味、就職活動の日なのだから無理も無い。生まれてこの方、職員訪問というものを一度もしたことがないため、何を どうしてよいのかさっぱりわからなかった。たいていはリクルートスーツに身を固め、右手には黒く四角いバッグを提げて行くのだろう。
近代化の波に飲み込まれつつあるビエンチャン
走り始めたTukTukの後部座席から見るビエンチャンはまた少し違う趣を見せていた。近代化の波に飲み込まれつつあるこの地域にも、お坊さんが歩いていたり、寺院があったりする。ピカピカの車に乗る人々がいる一方で、TukTukに子供を詰め込めるだけ詰め込んで市場へ買出しに行くお母さん達もいる。どこの国へ行っても金持ちとそうでない人々の差は見えてくるものだ。
開発途上国カンボジアの幸福度
先日、大学の先生と「豊かさって何だろう」という話になった。「平和と発展」というタイトルで勉強している事情、この疑問をしばしば自分に投げかけることがある。ただ、いつもその途中で挫折してしまい、答えにはたどりつかない。先生と話していたときも結局、胸の奥につっかえていた小さなしこりは取れなかった。
ビエンチャンでラオ航空を予約する
目を瞑ったと思ったら、もう朝だ。体が疲れているせいなのか。それとも単に無神経なだけなのか。この日もよく眠れた。日本にいるとどんなに寝てもまだ寝たりないと思うことがよくある。しかし、この頃はやけにサッパリした朝を迎えることができている。
ラオスの首都ビエンチャン
あと数年後にこの街は日本人で溢れかえるだろう。気温30度を軽く上回る炎天下の中、へとへとになりながら歩いた首都ビエンチャン。首都でありながらメコン川 のほとりにひっそりと佇むこの小都市はヨーロッパからの観光客を魅了して久しい。
タイ・ラオス陸路国境越え-バスで首都ビエンチャンへ
日も傾いてきた頃、僕はどこの国にもいなかった。昼食後に乗ったバスはタイとラオスの国境へ到着していた。全乗客は出国手続きを行うため一度下ろされた。タイ の出国手続きを終えた後、ラオスの入管までは5メートルくらいある。だからその5メートルはどこの国にもいないこととなるのだ。
コーンケンのゲストハウスからノンカイへ鉄道の旅
寝る前に開けておいた窓からは、耳障りな目覚ましの音が聞こえてくる。通りに面したこのゲストハウスでは、ニワトリや野鳥たちの声が朝を告げるのではなく、原付のエンジン音が朝を知らせてくれる。それでも朝7時30分まではしっかりと眠り、昨夜から9時間以上は寝ている。
バンコクからコーンケンへ鉄道で行く列車の旅-駅弁編
列車の窓から外に目をやると、華やかに近代化の進んだ首都バンコクが負の側面を覗かせる。巨大ビル群の陰に立つ2階建ての簡素な掘っ立て小屋群はその象徴的光 景だった。隣の家との間は10cm。どこが入り口かもわからないくらい密集したぼろぼろの小屋に住む人々もこの街にはいる。