この後私たち一行は無事旅を終え、カンボジアから一路四国の田舎街へ戻ります。当時大学生だった私は、開発とどう向き合っていくべきなのか悩まされる事となります。
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カンボジア人の時間感覚-効率、時間と文化の狭間で
腰にクロマーを巻いたユーさんがシャワーから出てきた。 クロマーはカンボジアの民芸品だ。綿生地の美しい色合いで織られたスカーフのようなもの。
スヴァイリエン唯一のホテル-ワイコホテル
ほとんど対向車とすれ違うことのない道を走ること約2時間。また小さな町が見えてきた。 町は閑散としていて、真ん中には広場がある。
ネアックルンの渡し舟-メコン川の船着場にて
見渡す限り地平線まで田んぼの平野。その真ん中を突っ切ってこのワゴンは南東へ進んでいる。小さな町が見えてきて、それまで快調に走っていた車が渋滞に巻き込まれた形になった。
ODAと日本企業の進出-アジアンハイウェー
スヴァイリエンへの道中、見覚えのある企業名に出会った。大きなパワーショベルには「HITACH」「KATO」と書いてある。 HITACHやKATOと言えば重機関連の大企業だ。
スヴァイリエン-カンボジア・ベトナム国境の街
それはまるで雲を突っ切って山頂へ到達したときのような感覚だった。それまで見ていた風景が一気に変わり、目の前に雲海が広がったような錯覚を覚えさせられたのである。
発展する首都プノンペンと中国企業(華僑)
首都プノンペンは中国系企業の進出がとても激しい。ホテル、レストラン、デパート。街をあるけば中国語をたくさん目にすることができる。
クメール料理とアンコールビール
ディナーは街角の小さなお店で食べることになった。そこは庶民が集まる街の定食屋さんのような感じの佇(たたず)まいをしていた。
プノンペンの夕暮れ
トゥールスレンを出ると真っ赤な夕日が僕らを迎えてくれた。大き く育ったヤシの木、すっかり乾ききった洗濯物。少し目を移せば長閑(のどか)な生活が垣間見える。
ポル・ポト虐殺の歴史トゥール・スレン-カンボジアの負の遺産
小鳥の囀り。サンダルで寝そべるおじさん。タンクトップの白人観光客。そこにはゆったりと平和に流れる時間があった。