GDP成長率は毎年6%を超え、日本の4割の国土に1億6千万人以上が住むバングラデシュ。2015年には世界銀行による分類上「貧困国」から「低所得国」へ、2018年には国連の定める後発開発途上国の卒業基準を達成し、2024年にも正式に中所得国入りを果たす見込みの世界で最も勢いのある国の一つだ。
タグ: 開発途上国と農業(農村開発・食糧安全保障)
「社会派イラストレーター」牛嶋浩美さんとの奇跡のコラボ
「社会派イラストレーター」牛嶋浩美さんは、アートをとおした国際協力を様々な形で展開している。JICA青年海外協力隊としてベトナムの農村開発支援NGO「VIRI」で活動中の山田邦永が、牛嶋浩美さんとフェアトレードの奇跡のコラボレーションを紹介する。
バングラデシュのコメ作り
3月にバングラデシュを旅行した。日本のNGOシェア・ザ・プラネットの筒井哲朗代表理事に同行して、同NGOが東部のジェナイダー県で展開している節水技術導入による持続型農業事業の視察をするのが主な目的だった。
日本から世界各国へ、そしてネットワークへ、進化する一村一品運動
大分県発祥の「一村一品運動」は、今や世界各国で展開されている。JICA青年海外協力隊としてベトナムの農村開発支援NGO「VIRI」で活動中の山田邦永が、世界に広がる一村一品運動を紹介する。
新たな価値への挑戦、ベトナム山岳地帯モン村におけるオレンジ加工製品の開発
ベトナム西北部、ホアビン省カオフォン郡モン村におけるオレンジ農家の精力的な取り組みを、JICA青年海外協力隊としてベトナムの農村開発支援NGO「VIRI」で活動中の山田邦永が紹介する。
一粒のコメ、持続可能な消費
「私が子供のころには、ご飯茶碗にコメ粒一つ残しただけで親から叱られたものですが、最近の親は子供にそうしたしつけをあまりしないんでしょうか」と親しい同年代の友人に言われ、自分にも同じような経験があるのを思い出した。「この一 […]
ルワンダの商品作物「コーヒー」
「商品作物」という言葉をご存知だろうか。日本に住んでいるとあまり聞かない言葉かもしれないが、中所得国及び低所得国では結構一般的な言葉であったりする。
増加に転じた世界の飢餓人口
「世界の飢餓人口が再び増加に転じた」と報じた2017年9月の国連のレポートは世界に大きな衝撃をもたらした。10年以上もの間、着実に減少を続けていた世界の飢餓人口は2016年、前年の7億7,700万人から世界の人口の11%に当たる8億1,500万人に増加したのだ。
非正規雇用があたり前の時代に途上国の開発政策は?
新しい経済形態が普通になる日は、もう既に訪れているのかもしれない。インターネットを通じて単発の仕事を受注する労働者が増え、そうした新しい経済形態を表す言葉として「ギグエコノミー」が登場して久しい。
アジアの雇用労働環境の現状と課題
雇用の質の改善がアジア諸国の喫緊の課題となっている。また、インフォーマル経済への対応、ジェンダーギャップ、経済構造転換など地域特有の課題も散見される。