開発途上国における社会保障政策は、その他の経済・社会政策と比較して後手に回りやすい分野である。社会保障制度は税と保険料を財源とするが、支払い能力の乏しい自営業・零細企業が大多数を占める環境では財源確保が難しい。
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アフリカ南部マラウイ農村での収入向上の課題
どうやったら農民の収入は向上するのか。マラウイ農村部に実際に住んだ経験を通じ、「何でマラウイの農民は貧しいのか」について纏めてみたいと思う。
JICAがベトナム向け円借款3件-インフラ整備を通じ、国際競争力の強化と脆弱性の克服を支援
国際協力機構(JICA)は、5月28日、ベトナム社会主義共和国政府との間で、3事業、総額1,661億2,400万円を限度とする円借款貸付契約に調印しました。
第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)がナイロビで開幕-新たな課題に直面するアフリカの開発について議論
8月27日、第6回アフリカ開発会議(TICADVI)がケニアの首都ナイロビで開幕します。
気候投資基金、気候変動による損失に対処するためカンボジア政府に9,600万ドル提供
アジア開発銀行(ADB)によると、カンボジアは気候変動の悪影響で昨年の国内総生産(GDP)160億ドルのうち10%に相当する15億ドルの損失に対処するため、気候投資基金のもとカンボジア政府へ9,600万ドルを提供した。これは、17州、約2万世帯で11万人以上の人々に利益をもたらすという。
開発途上国の社会保障と国際協力の潮流をわかりやすく解説
開発途上国の社会保障をわかりやすく説明します。Social Protection、社会保障、社会保護、社会的保護の違い。社会保険(Social Insurance)、社会扶助(Social Assistance)、ソーシャル・セーフティ・ネット(Social Safety Net)、社会的保護の床(Social Protection Floor)。SDGsとの関連性は?
JICAがベトナムの経済インフラ・環境整備へ1,661億円支援
5月28日、国際協力機構(JICA)がベトナム政府と3事業、1,661億2,400万円を限度額とする円借款貸付契約を調印した。支援事業は、鉄道、電力、下水道整備の3事業。経済成長の加速と脆弱な都市環境の整備の両面で支援を行う。
ルワンダの社会保障制度が貧困削減に貢献
ルワンダの社会保障イニシアティブ(Vision 2020 Umurenge Programme: VUP)が貧困と貧困に陥るリスク(脆弱性)の軽減に貢献している。
日本の災害時におけるジェンダーの主流化にむけて
2015年3月11日、東日本大震災から5年。当時あまり「被災者」としての注目を集めなかった若年女性に注目した調査報告書を紹介したい。
食料-取り引き可能な財
食料とは、財のひとつだ。財である限り、生産したり、交換したり、売買したり、貯蓄したり、消費したりできるものだ。食料は財の中でも人間が生きていく上で欠かすことの出来ない、基礎となるものだ。