カンボジア女性省と統計局はWHO、UN Women及び国内外の機関の支援を受けて、カンボジア初となる「女性の健康と暴力の経験に係る 全国調査」を実施し、その調査報告書を発表した。
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農業を巡る倫理的観点-経済・社会的観点とは異なる視点
今回はこのシリーズの本題となる倫理的観点から農業について考えてみる。倫理というと実社会と関係のないことのように思うが、人びとが行動を起こす時その裏にあるのはそれぞれの持つ価値観だ。
食料-取り引き可能な財
食料とは、財のひとつだ。財である限り、生産したり、交換したり、売買したり、貯蓄したり、消費したりできるものだ。食料は財の中でも人間が生きていく上で欠かすことの出来ない、基礎となるものだ。
社会保障文献ななめ読み-ネパール・栄養・税制
英国サセックス大学社会保障センターは、開発途上国の社会保障に関するイベントや刊行物の情報を毎月配信しています。今回はニュースレター11月号の中から気になる文献をまとめました。
JICA研究所の有識者インタビューがおもしろい
世界中の研究者や実務家から国際機関のトップまで、開発援助業界で活躍する有識者のインタビューが89本。
世界飢餓指数2015-紛争と飢餓、5つのポイント
世界飢餓指数2015が発表された。これは国際NGOコンサーン(CONCERN)と国際食糧政策研究所(IFPRI)が毎年発行している報告書に掲載されたもの。
富裕層の消費を減らさずにSDGsは達成できるのか?
ある意味、持続可能な開発目標(SDGs)は野心に満ち溢れたものだ。国際機関はようやく貧困撲滅について真剣に考え始め、不平等の是正についても取り組もうとしている。
SDGsとMDGsの違いと特徴-経済成長・貧困削減だけでなく不平等も焦点に
持続可能な開発目標(SDGs)の最大のポイントは、経済成長が解決できない問題に焦点を当てていることだ。たとえば、栄養失調(Malnutrition)は経済成長と相関関係が無いことが確認されているし、不平等・格差も経済成長をもって解決できない問題として認識されている。
栄養の7つの「売り方」
栄養の売り方?そんな崇高なことではない。世界の3分の1が栄養失調状態にある。私たちが栄養失調の要素の一つを改善しようとしている間に、別の問題がどこかで起きている(肥満問題)。
持続可能な開発目標(SDGs)貧困撲滅と栄養改善へ2030年までの道のり
今月末にニューヨークで開催される国連総会で、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)が採択される。17ゴールと169ターゲットからなる目標。