「世界の飢餓人口が再び増加に転じた」と報じた2017年9月の国連のレポートは世界に大きな衝撃をもたらした。10年以上もの間、着実に減少を続けていた世界の飢餓人口は2016年、前年の7億7,700万人から世界の人口の11%に当たる8億1,500万人に増加したのだ。
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マラウイと日本を結ぶ、日本発非営利コーヒークラブ
東アフリカのマラウイの給食支援に繋がる、非営利コーヒークラブであるウォームハーツコーヒークラブのご紹介をさせて頂きます。ウォームハーツコーヒークラブは一種のコミュニティです。具体的には、東京に基盤をおいたコーヒー好きが集まる場で、焙煎仕立てのコーヒーを自宅でゆっくり味わいたい人達が集まる場です。
アフリカ・アジア・中東の食糧・栄養分野でWFPへ97億円拠出、日本政府
日本政府は世界食糧計画(WFP)の人道支援活動へ85.2百万ドル(約97億円)を拠出し、アフリカ・アジア・中東の33ヶ国で食糧・栄養分野の支援を実施する。
ナイジェリアの貧困人口は8,000万人、貧困率は64%、国連報告書
ナイジェリアはアフリカ最大の人口を抱えると同時に、最も多くの貧困層を抱える国となるかもしれない。ナイジェリアの経済成長の影には、8,000万人が貧困線以下の生活を強いられており、ナイジェリア政府が定める国内貧困線に対する貧困率は64%と非常に高い水準のままだ。
水汲みに毎日2億時間が奪われる?アフリカの女性や女児の機会損失
ストックホルムで開催された世界水週間会議においてユニセフ(国連児童基金)は、女性と女の子が毎日水汲みに費やす時間は2億時間にも上ると発表しました。
最も読まれた記事 TOP 10(2016年10月)
10月に公開した記事の中で、最もアクセスの多かった記事を紹介します。まだ、読んでいない記事があれば、この機会に是非「一気読み」してください。
カンボジアの子供の死因の45%は未だに餓死
食品栄養学の国際学術誌は、国民の栄養失調を根絶するため、カンボジア政府はさらなる政策を打ち出すべきとの見解を示した。プノンペンポスト紙が報じた。
ザンビアの藻「スピルリナ」がアフリカから栄養革命を起こす
開発途上国といえば、空腹による飢えで死んでしまう子どもがほとんど…果たしてこれは今も真実なのでしょうか?世界保健機関(2013)の報告によると、5歳になる前に命を落とす子どもの約2人に1人が、栄養不良を原因のひとつとして亡くなっていると言われています。
チャドの貧困層へ社会保障給付、世界銀行が現金給付10億円規模
9月1日、世界銀行はチャドに対して10百万ドルの無償資金協力を実施することを決めた。これはチャドのセーフティネットシステムを実施するため。農村部と都市部で暮らす貧困層・脆弱層1.5万世帯へ直接現金給付を行う予定。
第6回アフリカ開発会議が閉幕-初のアフリカ開催、歴史的成功へ貢献
8月27日よりケニアの首都ナイロビで開催されていた第6回アフリカ開発会議(TICADVI)は、安倍晋三首相や、ケニアのケニヤッタ大統領および35ヶ国のアフリカ首脳を含む3,000名以上の参加者が2日間の議論を終え、その成果として「ナイロビ宣言」を採択。8月28日に閉幕しました。