コスタリカでは、貧困を2つの方法で計測していて、社会保障プログラムのターゲティングにも使っているようだ。1つ目の計測方法は、所得・消費で計測する通常の貧困指標。貧困ライン以下の人々を貧困層と定義して、貧困率、貧困ギャップ、二乗貧困ギャップを計算する、というおなじみの貧困指標だ。2つ目は、当サイトでもたびたび紹介している多次元貧困指標。
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開発途上国援助のイデオロギー対立、社会保障セクター編
一般的に、世界銀行、国際通貨基金(IMF)、アジア開発銀行(ADB)といった開発金融機関は、資本主義的と言われている。報告書を読むとお分かりいただけると思うが、「市場メカニズム」、「生産性」、「経済的合理性」といった言葉が並ぶ。つまり、どのような開発アプローチを取ろうとも、最終的に目指すところは経済やマーケットが念頭にある。
子供給付が南アフリカの貧困削減を牽引
南アフリカでは、子供の人口が2,300万人に対し、その約60%が貧困世帯で生活している。
スウェットショップが開発途上国の貧困削減に寄与?
2月24日、英国のシンクタンクであるアダム・スミス研究所(The Adam Smith Institute)がスウェットショップを正当化するビデオを公開し、大きな波紋を呼んでいる。
社会保障の拡大へ、ILOが21ヶ国でフラッグシッププログラム開始
国際労働機関(ILO)が開発途上国の社会保障制度拡充へ向け、社会的保護の床拡充へ向けたフラッグシッププログラムを開始する。
最貧国で社会保障の財政余地をつくる8つの方法
後発発展途上国(LDC)でさえ社会的保護(社会保障)制度の財源を捻出することができるかもしれない。先月出版された報告書の中で 、ILOは8つの方法を示している。
開発援助プロフェッショナルの資質とは?-言葉のわからない親友
6年ぶりに降り立った東洋のパリ、プノンペン。開発援助業界へ足を踏み入れた場所へ帰ってきた。王宮の裏に目立たない小道がある。月300ドルの下宿先が変わらずそこにはあった。
プノンペンのビアガーデンと日本企業の進出-経済成長の表舞台
経済成長に沸くプノンペン。街の風景はこの5年で少しずつ表情を変え、人々は新しい時代を肌で感じ、古きよき時代を懐かしむ旅人は変化を受け入れなければならない。
開発途上国の社会政策と貧困削減は今
社会保障は開発途上国における貧困削減と脆弱性の改善に関して主要な政策の一つとなった。
カンボジア国家社会保障政策枠組み
カンボジアもついに社会保護制度の整備を開始した。カンボジアの国家社会保障政策枠組みを簡単に紹介する。