国際社会は中央アジア5カ国の独立後、ODAによる支援を中心に関与を拡大してきており、開発援助の動向を見ると、近年同地域で大きな役割を果たしているのは、世界銀行(WB)とアジア開発銀行(ADB)といった国際金融機関(IFIs)です。
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中央アジア地域の開発の現状
中央アジア諸国は共通して旧ソ連時代の遺産である共産主義・計画経済から市場経済・民主主義への移行を国家運営の中心に掲げ、欧米、トルコ、インド、中国、そして日本や韓国等と新しい国際関係を構築する時代を経験してきました。
スティグリッツが語るアフリカの産業政策と経済構造転換
アフリカの産業政策と経済構造転換をどのように実現するか?経済成長に役立たずだったワシントン・コンセンサス。
貧困線を1.90ドルへ世界銀行が変更-貧困率は10%未満へ
世界銀行が貧困ライン(国際貧困線)の定義を1.25ドルから1.90ドルへ変更すると発表した。これまで、開発途上国の貧困率を計測する際に、1日あたり1.25ドル未満で生活する人々を絶対的貧困層としてきた。しかし、今後は1.90ドル未満で生活する人々を貧困層とみなすこととなる。
持続可能な開発目標(SDGs)貧困撲滅と栄養改善へ2030年までの道のり
今月末にニューヨークで開催される国連総会で、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)が採択される。17ゴールと169ターゲットからなる目標。
ネパールが直面する次の課題とは?災害時の公共調達
大地震から半月以上が経過したネパール。依然として続く余震の中で復興支援が始まっている。ネパールはどのような課題に直面するのだろうか。
開発途上国の社会政策と貧困削減は今
社会保障は開発途上国における貧困削減と脆弱性の改善に関して主要な政策の一つとなった。
新・最底辺の10億人が示唆すること
新・最底辺の10億人(The New Bottom Billion)を聞いたことがあるだろうか。1990年、世界の貧困層の93%は低所得国に居住していたが、2007-08年には、貧困層の4分の3が中所得国に居住していると推定される。
エチオピアの貧困と課題
エチオピアは年平均10%の経済成長と、33%の貧困削減を達成し、寿命も63歳まで延びた。
世界銀行-地方電化と貧困撲滅
全世界で12億人が無電化地域で暮らしているという。