今回は、経済成長著しいミャンマーの貧困分析。軍事政権が情報統制を行っていた影響から、ミャンマーについてはあまり多くのデータやレポートが公開されていない。今回は限られた公開データの中で可能な範囲で分析を行うことを目標とする。
タグ: 世界銀行(World Bank)
ケニアで8月27、28日に第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)を開催
国連開発計画(UNDP)、ケニア共和国政府外務・国際貿易省、日本政府その他関係機関は本日、2016年8月27、28日の両日、ケニアのナイロビで開催予定の第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)に先駆け、記者会見を行いました。
タイ経済は回復基調も、少子高齢化が喫緊の課題に
経済成長率は2014年から15年にかけて、0.9%から2.8%へ回復。2016年は2.5%の見込み。観光業と財政出動が経済成長を牽引。貧困率も改善傾向が続く。ただし、貧困削減スピードは遅くなっており、特に農村部の貧困層は農産物価格の下落に苦しんでいる。
アフリカの気候変動対策には300兆円足りない?
アフリカ諸国は気候変動対策に約300兆円必要としている。INDCsの試算によると、気候変動の影響を緩和するための政策に約270兆円(2.7兆ドル)、適応策に約49兆円(4,880億ドル)が2030年までに必要とされるようだ。
編集長が独断と偏見で選ぶ厳選記事5本(2016年6月)
6月に公開した記事の中から、独断と偏見で5本選びました。アクセスランキングだと、月初に公開したものがどうしても有利となってしまい、月末の良質な記事が埋もれてしまいます。
最も読まれた記事 TOP 10(2016年6月)
6月に公開した記事の中で、最もアクセスの多かった記事を紹介します。まだ、読んでいない記事があれば、この機会に是非「一気読み」してください!
ベトナムの貧困分析をエクセルでやってみた
ベトナムの貧困分析(貧困率、貧困ギャップ、二乗貧困ギャップ)、マクロ経済、経済構造・産業・雇用などを中心に分析した。ベトナム旅行を考えている観光客の方も、歴史・文化だけでなく、経済・社会状況を把握することでより充実した旅行となるかもしれない。
ラオス貧困率の改善と経済成長が好調
アジアの最貧国と呼ばれたラオスに明るいニュースが届いている。貧困率は2003年から2013年にかけて、33.5%から23.2%まで改善し、一人当たり国内総生産(GDP)も1,000ドル以上上乗せされた。
開発途上国の社会保障と国際協力の潮流をわかりやすく解説
開発途上国の社会保障をわかりやすく説明します。Social Protection、社会保障、社会保護、社会的保護の違い。社会保険(Social Insurance)、社会扶助(Social Assistance)、ソーシャル・セーフティ・ネット(Social Safety Net)、社会的保護の床(Social Protection Floor)。SDGsとの関連性は?
アジアインフラ投資銀行(AIIB)が第一回年次総会、協調融資など着々
アジアインフラ投資銀行(AIIB)が第一回年次総会開催。世界銀行、アジア開発銀行、欧州投資銀行と協調融資で合意。AIIBは既に多くの国際開発金融機関と協調融資を検討している。