世界飢餓指数2015が発表された。これは国際NGOコンサーン(CONCERN)と国際食糧政策研究所(IFPRI)が毎年発行している報告書に掲載されたもの。飢餓の計測と開発途上国のランキングを掲載している。2013年の報告書は強靭性(resilience)、2014年は微量栄養素欠乏症(micronutrient deficiency)、2015年は武力紛争がテーマとなった。
新しいポイントはどこにあるのだろうか?
1. 新しいアプローチ
過去の報告書では、国際連合食糧農業機関(FAO)の栄養不良に関するデータ、5歳未満の低体重率、子供の成長、死亡率を採用し、均等にウェイト付して指標を作っていた。今年は、低体重率の代わりに発育阻害等の指標を採用し、ウェイトの比率も変えた。
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