リエク・マシャール第一副大統領は昨日(5月5日)対閣僚説明会の後記者団に対し、「国は未だ非常事態の中にある。治安の安定化、戦犯の解放、兵舎にいる元反政府軍人の(社会への)再統合プログラムは、この移行期間に暫定政府が速やかに対応すべき深刻な課題である」と語った。
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南スーダンの首都ジュバは先週のマシャール第一副大統領の帰還とそれに伴う暫定政権樹立により祝賀ムードにあるが、そのような中での発言であり、マシャール氏の上記課題への問題意識の高さがうかがえる。
紛争により肥大化した元戦闘員は支援を怠れば社会の不安定要素になり得るグループであり、今後の政府の対応が注目される。
引用元:The Country Remains Hostage(THE NATIONAL TODAY – 2016年5月6日)