ジンバブエの貧困率は70%。国民の10人に7人が貧困に苦しんでいる。ジンバブエの財務大臣によれば、絶対的貧困(恐らく食糧貧困線で計測)は44%(1995年)から22%(2012年)へ半減したが、国内貧困線(Total Consumption Poverty Line)以下で生活する人々の割合は70%と高止まりしているようだ。
ジンバブエ
ジンバブエの人間開発指数が大幅改善、経済制裁にも負けず
過去6年間で、ジンバブエの人間開発指数が著しく向上した。国連開発計画(UNDP)によれば、ジンバブエは、保健、教育、所得、ジェンダー平等といった人間開発における重要な要素について、サブサハラアフリカ諸国を凌駕している。
ジンバブエ旱魃で食糧輸入、南部アフリカを気候変動が襲う
ジンバブエが1月から4月までの短期間で、35万トンのメイズを輸入していたことが世界食糧機関(WFP)の発表でわかった。旱魃による国内の穀物不足の影響を緩和することが目的だ。
エコノミストはなぜアフリカで失敗するのか?
アフリカの経済成長を解説するエコノミストには根本的な誤りがある。アフリカ諸国が経験してきた失敗について説明する際にエコノミストが用いる分析手法や概念は1990年代に考えられたもの。