2017年2月20日、国連食糧農業機関(FAO)は南スーダンで飢饉(Famine)が発生したことを宣言した。既に10万人が飢餓状態にあり、さらに100万人が飢餓に陥る危機的状況下にある。
南スーダン
紛争と人々
米国の俳優ジョージ・クルーニーが設立者の一人であるアドボカシープロジェクトであるSentryが紛争が続く南スーダンの紛争当事者であるサルバ・キール大統領と反政府勢力を率いていたリーク・マチャール前副大統領を始めとする政府高官が紛争によって私腹を肥やしているとの報告を発表した。
国民統一暫定政府の設立日を4月29日に-南スーダン
マイケル・マクエイ・ルエス情報通信技術郵政大臣は、国民統一暫定政府内閣が宣誓を行った4月29日を国民暫定政府の設立日とすると発表した。これは5月10日、サルヴァ・キール・マヤルディト大統領が議長を務める国民統一暫定政府初の臨時会合の後マクエイ大臣が記者団に語ったもので、「政府が和平合意内容を計画通り履行できるよう、合意内容を見直す必要がある。」と述べた。
中国、南スーダンへ200万ドル相当の非食料物資援助
中国は12日木曜日、紛争影響下にある南スーダンの国内避難民に対する第二次の人道支援として200万ドル相当の非食料物資を引き渡した。
自由の橋へのアクセス道路開通-南スーダン
5月9日、自由橋へ続く1.6キロメートル超のアクセス道路が国際協力機構(JICA)から政府に引き渡された。
赤軍、28州問題にかかる国連の発言を批判-南スーダン
赤軍協会代表のダニエル・デン・ボル・アルアイ氏、「我々は既に南スーダンに存在している28州に関するロイ女史による無責任かつ無礼で不快な発言を激しく非難する」
国未だ危険に晒された状況-南スーダン
国は未だ非常事態の中にある。治安の安定化、戦犯の解放、兵舎にいる元反政府軍人の(社会への)再統合プログラムは、この移行期間に暫定政府が速やかに対応すべき深刻な課題である。