アフリカの若者はどのように仕事を見つけ、どのように職を得るのか。彼らにとって「良い仕事」とはどのようなものか。「良い仕事」を得るために何が重要な要因になると考えられているのか。現地に身を置き生活をしてきた知人への聞き取りから、これらの疑問への答えを考えたい思います。
ナイジェリア
ナイジェリアの貧困人口は8,000万人、貧困率は64%、国連報告書
ナイジェリアはアフリカ最大の人口を抱えると同時に、最も多くの貧困層を抱える国となるかもしれない。ナイジェリアの経済成長の影には、8,000万人が貧困線以下の生活を強いられており、ナイジェリア政府が定める国内貧困線に対する貧困率は64%と非常に高い水準のままだ。
ナイジェリアでスマートフォンとアプリを使った汚職防止策が効果
ナイジェリアの運送業者はチェックポイントでたびたび止められることに悩んでいる。こうしたチェックポイントの多くは、違法に設置され、ドライバーから違法に現金を徴収する。ドイツの援助機関GIZの2012年の調査によれば、運送業者の約60%が、一度の輸送で3~5回の違法なチェックポイントを通過している。違法に徴収される料金は一日の稼ぎを超えることもあるが、断ると暴力の脅威にさらされるという。
JICAがナイジェリアの電力事業完工、太陽光発電システムを無償供与
地元紙によれば、太陽光発電(ソーラーパワー)システムの引渡しが国際協力機構(JICA)とナイジェリア政府の間で完了した。
ナイジェリア・ラゴス州でJICAが10億ドルの都市鉄道事業を準備
JICAがラゴス州の鉄道建設に協力する。事業規模は10億ドル(約1,000億円)と伝えられている。事業名は、「ナイジェリア国ラゴス都市鉄道整備事業(Lagos Urban Railway Development Project in the Federal Republic of Nigeria)」。昨年9月にJICAが公示していた準備調査のことと見られる。同準備調査の業務指示書によれば、有償資金協力(円借款)による事業実施を見込んでいるようだ。
コートジボワール、ナイジェリアへ「質の高いインフラ」を
2016年に初めてアフリカで開催される第6回アフリカ開発会議(TICAD6)の開催を睨み、日本が提唱する「質の高いインフラ投資」の理解を促進するとともに、日系のインフラ関連企業の現地進出への支援も実施していきます。
ナイジェリアが石油価格を大幅切り上げ、物価上昇から貧困層を守れるか
ナイジェリア政府は、石油供給量が不足していることを受け、補助金の大幅なカットを決定した。実質的に石油価格を3分の2切り上げる政策だ。
世界銀行がナイジェリアの社会保障プログラムに550億円
世界銀行はナイジェリアの貧困層向け社会保障プログラムへ5億ドル(約550億円)の支援を用意しているようだ。
経済成長という名の皮肉-ナイジェリアの貧困と成長
ナイジェリアの貧困層にとって経済成長は皮肉に聞こえるかもしれない。ナイジェリアはアフリカ大陸指折りの経済規模を誇っているが、経済成長は貧困層を手助けするには至っていない。
食料安全保障と気候変動 – 世銀総会2014
6名のパネリストが食料安全保障と気候変動の脅威について議論を行った。本セミナーは世銀総会の一部。