世界中でより多くの人々が紛争から逃れようとしているのに、人道支援者の手はよりきつく縛られようとしている。
国際
紛争影響下のジェンダーに基づく暴力ーパートナーからの暴力を取り残さない
夫やパートナーなど「親しいパートナーからの暴力(Intimate Partner Violence: IPV)」は、最も一般的な女性に対する暴力の形態の一つだ。81カ国での調査で、15歳以上の女性の30%が、生涯に身体的または性的なIPVを受けている。
自然災害から逃れるブルンジの国内避難民
東アフリカに位置するブルンジは農業を主要産業とする内陸の小国であるが、人口は一千万人を越えるため、アフリカの中でもトップレベルで人口密度が高い国となっている。
被災するインドネシア、地震と失業と雇用保険
インドネシアで地震による被害が拡大している。この国で社会保障整備を仕事としている身としては、どこかのタイミングで災害と社会保障についてプレゼンせねばと思っている。
NGOで働くための覚悟をもつまで-難民キャンプでの生活について
前回の投稿で大学時代の話、NGOの仕事につくまでの話について書かせて頂きましたが、今回から数回はNGOで働く事についての所感、そしてNGO職員として過ごしたガンベラ難民キャンプでの話につき、紹介できればと思います。
国際機関邦人職員インタビュー:ILO 敦賀一平さん
国際労働機関(ILO)のアジア太平洋総局(バンコク)で、社会保障プロジェクトのプロジェクトマネージャとしてご活躍中の敦賀一平さんに、オンライン・インタビューをおこないました。
一粒のコメ、持続可能な消費
「私が子供のころには、ご飯茶碗にコメ粒一つ残しただけで親から叱られたものですが、最近の親は子供にそうしたしつけをあまりしないんでしょうか」と親しい同年代の友人に言われ、自分にも同じような経験があるのを思い出した。「この一 […]
事業報告 2018年12月期(第3四半期)
2018年12月期(第3四半期)の事業報告です。詳細については、媒体資料 2018年12月期(第3四半期)をご参照ください。
THE POVERTIST 2018年10月1日号
世界中が政治の年を迎えている。独裁体制が広がる東南アジア諸国。政治と経済がぶつかり合うアフリカ。私たちが携わる開発課題の多くは合理性だけでは動かない。政治的な駆け引きを経て妥協点が結果となって世に送り出される。国際開発の主役を民間企業が担う場面も多くなった。企業利益とモラルの戦いも熾烈を極めている。
途上国での薬を巡る課題-医薬品アクセスと知財の関係
近年医学の進歩は目覚ましく、抗生剤を始めとする多くの薬によって人々はより健康的な生活を享受できるようになった。一方で、低中所得国と呼ばれる国々には、未だに財政的余裕がないために、多くの人が治療に必要な医薬品を手に入れられない状況に置かれている。