番組の最後に必ず聞かれる質問である。そのとき私は何と答えるのだろうか。そう妄想に耽っていたときにふと思い出したことがある。それを今日はここに紹介したいと思う。
国際
貧困ギャップ率(Poverty Gap Ratio)
貧困ギャップ率(Poverty Gap Ratio)とは、貧困層の支出・収入がどの程度貧困線を下回っているかを示す指標である。そのため、貧困ギャップは「貧困の深さ(Poverty Depth)」と言い換えられることがしばしばある。
カンボジアにおける開発と文化-経済発展 v.s. 伝統・文化
カンボジアで生活していると気づくことがある。プノンペンで買い物をすれば、たいてい同じ区画に同業者が店を構え、農村部へ行くと同じものを売っている人が隣あわせで50メートルくらい連なっている時もある。
ロバート・チェンバースの本 (参加型開発関連の書籍)
ロバート・チェンバース(Robert Chambers)は2001年に英国サセックス大学開発学研究所(IDS)を定年退職した後も、研究所で研究を続け、継続して出版活動も行っている。参加型開発の父として名高い同氏の代表作はやはり、1983年に発表した。
トンレサップ川のレストランでプノンペン初ランチ-前菜はピーナッツ
気温は30度をゆうに超えていようか。昼の12時から14時くらいまではみんな働かない。木陰のハンモックに揺られる露天のおじさん、水浴びをする子供たち、十字路にたむろする警官たち。この暑さでは仕事にはならないのだ。
カンボジアの経済成長と投資-その原動力とは?
少し前に、『カンボジアへの投資 ~カンボジア株の将来性~』と題して、カンボジアへの投資を考えていると書いた。しかし、具体的になぜ、それほど魅力的なのだろうか。
カンボジアの水・衛生事情
上下水道の設備が徐々に整えられつつあるが、首都プノンペンでさえ、まだまだ安心して水道水を利用できる水準にはない。レストランでさえ水には気をつけたほうが良い。
カンボジアコーヒーと土曜の朝
コーヒーを淹れ、ベランダに座る。カンボジアコーヒーの濃い香りが「目覚めよ」と朝を告げる。土曜の朝は特別だ。お気に入りのエスプレッソメーカーにいつもより多めに水を入れ、コーヒーもいつもより多めだ。
貧困と民主主義-民主主義は少数民族を守れるか?
民主主義は貧困削減に不可欠である。そういう意見が通説となっている節がある。果たして本当にそうなのか。
貧困線(貧困ライン:Poverty Line)
ここで言う貧困とは、いわゆる絶対的貧困を示し、主に途上国の貧困状態を理解するために用いられる。したがって、OECDの発表している相対的貧困の指標(主に先進国の貧困状態を算出)とは全く別のものであることに注意が必要。貧困線には大きく分けて二つある。