8月27日、熱帯性低気圧「エリカ」がカリブ海の島国ドミニカを襲った。既に数十人の死亡が確認され数千から数万人の被災者が見込まれている。
国際
専門性の高い難しい話を上手く伝える10個のコツ
専門性の高い分野の説明を、専門家ではない人へ説明するにはどうすべきか。何か良い参考書はあるか。ふと思いを巡らせると、そうした参考書に心当たりが無いことに驚く。
ユニセフと栄養-国際社会は何を期待しているのか?
ヴェルナー・シュルティンク(ユニセフ栄養担当チーフ)は、「国際社会はユニセフに何を求めているのか?」といった趣旨の質問をたびたび私に浴びせた。
慢性的貧困の撲滅には何が必要か?-2030年へ向けて実務の観点から
2030年まで15年もある。いや、「15年しかない」という方が正しい。2030年までに貧困を撲滅することを目指すのであれば、今すぐに慢性的貧困の問題に取り組まなければならない。
慢性的貧困報告書2014-教育、社会保障、最貧層への裨益
絶対的貧困の撲滅へ向けて重要となる3つの政策を挙げるとすれば何でしょうか?4月15日の開発援助委員会でアンドリュー・シェパード所長(慢性的貧困アドバイザリーネットワーク:CPAN)へ向けられた質問だ。
アフリカの気候変動対策-森林炭素プロジェクトを巡る政治抗争
気候変動との闘いは私たちの世代が直面する最大の挑戦だ。そして今年は大きな節目の年となる。新しい合意形成へ向け、国連気候変動枠組条約締約国会合(COP21)が12月にフランス・パリで開催される。
エコノミストはなぜアフリカで失敗するのか?
アフリカの経済成長を解説するエコノミストには根本的な誤りがある。アフリカ諸国が経験してきた失敗について説明する際にエコノミストが用いる分析手法や概念は1990年代に考えられたもの。
ソマリアが中国を歓迎する理由とは?
タクシー運転手の途上国開発談話。今回はソマリア系移民の運転手が熱く語ってくれた。西欧経済圏で暮らしながら母国へ馳せる思い。台頭する中国。祖国へ残してきた実家。家族経営の農場。
路地裏の美術館-プノンペンの街角から
東洋のパリ。プノンペンにはその名のとおり、路地裏にひっそりたたずむ美術館がいくつもある。
日本はなぜ呟かないのか?コンプライアンスと広報の狭間
「日本は何をしているのかわからない」開発業界で仕事をしていると耳にタコができるほど耳にする言葉だ。日本の援助は見えない。これが定説となって久しい。