今週、ニューヨークで持続可能な開発目標(SDGs)が採択される。合意文章には17ゴールと169ターゲットが明記されている。
国際
ソマリア難民支援から難民問題とホストコミュニティの負担を考える
北アフリカや中東から多くの「難民」がヨーロッパへ渡っている。受入国との間ですでに軋轢が生じ、受け入れたいと思っている人々の思いとは裏腹に、受け入れ能力が限界に達している国も散見される。
社会保障が開発途上国の貧困撲滅に不可欠-政治経済の4つのポイント
中所得国では「経済成長=貧困削減」はウソ。社会政策は貧困撲滅へ重要な役割を果たす。そして、開発途上国で社会政策を拡充するためには政治経済がカギとなる。
SDGsとMDGsの違いと特徴-経済成長・貧困削減だけでなく不平等も焦点に
持続可能な開発目標(SDGs)の最大のポイントは、経済成長が解決できない問題に焦点を当てていることだ。たとえば、栄養失調(Malnutrition)は経済成長と相関関係が無いことが確認されているし、不平等・格差も経済成長をもって解決できない問題として認識されている。
ネアックルンの船着き場は心の中に-つばさ橋の裏側
カンボジア南部。ネアックルン橋が開通し、通称つばさ橋と名付けられた。その華々しい表舞台の裏側で、ひっそりと役目を終えたものがある。メコン川を東西に渡すネアックルン・フェリー。
貧困撲滅へ向けた最後の旅路-ラストマイル
「ラストマイル(The Last Mile in Ending Extreme Poverty)」は持続可能な開発目標(SDGs)時代には必ず読まなければならない名著となるだろう。
クラウドファンディングでODA予算を調達?SDGsへ向け民間資金を開発資金へ活用
クラウドファンディングで開発援助予算を集めるのが良いのでは?外務省の若手担当官と意見交換をする中で出たアイデアだ。
栄養の7つの「売り方」
栄養の売り方?そんな崇高なことではない。世界の3分の1が栄養失調状態にある。私たちが栄養失調の要素の一つを改善しようとしている間に、別の問題がどこかで起きている(肥満問題)。
国土政策がガバナンスを強化し経済成長へ
英国国際開発省(DFID)が「国土政策を通じたガバナンス強化プログラム(Land Enhancing Governance for Economic Development: LEGEND)」を発表した。
持続可能な開発目標(SDGs)貧困撲滅と栄養改善へ2030年までの道のり
今月末にニューヨークで開催される国連総会で、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)が採択される。17ゴールと169ターゲットからなる目標。