フィンランド政府が月800ユーロのベーシックインカムを全国民へ給付するようだ。国民の約7割が賛成し、2017年に試行が開始される新制度は、複雑化した社会保障・福祉政策をやめることで管理費・運営費を削減する狙いがある。
国際
ガーナ政府が貧困層向け社会保障予算を削減
ガーナ政府が社会的保護に関する予算(貧困層向けの社会保障予算)を2016年度に大幅削減することが報じられた。
現金給付の好みはジェンダーと世代間で異なる?
ケニアで大規模に実施されている孤児や脆弱な子供たちに対する現金給付プログラム(CT-OVC)のインパクトを世代やジェンダーの観点から分析した論文が発表された。
DFIDが新ODA戦略で国益重視へ方針転換
イギリスはどこへ向かう?イギリスの政府開発援助(ODA)を担う国際開発省(DFID)が新ODA戦略を発表。
社会保障文献ななめ読み-ネパール・栄養・税制
英国サセックス大学社会保障センターは、開発途上国の社会保障に関するイベントや刊行物の情報を毎月配信しています。今回はニュースレター11月号の中から気になる文献をまとめました。
カメルーン駐在員に聞いた地元の生活と産業
10月からお送りしている特集「カメルーンの色彩」では、アフリカンプリントを切り口にカメルーンの日常を紹介している。アフリカでよく見かけるカラフルな衣服の裏側にはどのようなストーリーがあるのだろうか。
開発途上国ニュースななめ読み-ベトナムが多元的貧困指標を採用
EU加盟後、ルーマニアで子供の貧困が悪化。ベトナムが多元的貧困指標(MPI)の採用を決定。ネパールの貧困率は悪化する見込み、地震の影響。
最貧国で社会保障の財政余地をつくる8つの方法
後発発展途上国(LDC)でさえ社会的保護(社会保障)制度の財源を捻出することができるかもしれない。先月出版された報告書の中で 、ILOは8つの方法を示している。
JICA研究所の有識者インタビューがおもしろい
世界中の研究者や実務家から国際機関のトップまで、開発援助業界で活躍する有識者のインタビューが89本。
タジキスタンの開発現場から
第1回の最前線レポートでは、タジキスタンのアフガニスタン国境周辺の地域開発プロジェクト「タジキスタン-アフガニスタン国境地域生活改善計画(LITACA)」について紹介しました。