過去6年間で、ジンバブエの人間開発指数が著しく向上した。国連開発計画(UNDP)によれば、ジンバブエは、保健、教育、所得、ジェンダー平等といった人間開発における重要な要素について、サブサハラアフリカ諸国を凌駕している。
国際
途上国ブログマガジンがイマイチな理由
ここ2、3年くらい、The Povertistの企画・編集・執筆にプライベートの時間のほとんどを費やしてきました。その中で感じることが今回のタイトル。「ぶっちゃけ、開発途上国のブログマガジン、いま一つパッとしないんだけど」ということです。特定の媒体を指して言っているわけではなく、むしろ、日本語で閲覧可能な開発途上国を扱うメディア全体の話です。
国民統一暫定政府の設立日を4月29日に-南スーダン
マイケル・マクエイ・ルエス情報通信技術郵政大臣は、国民統一暫定政府内閣が宣誓を行った4月29日を国民暫定政府の設立日とすると発表した。これは5月10日、サルヴァ・キール・マヤルディト大統領が議長を務める国民統一暫定政府初の臨時会合の後マクエイ大臣が記者団に語ったもので、「政府が和平合意内容を計画通り履行できるよう、合意内容を見直す必要がある。」と述べた。
JICAがブータンで橋梁建設・維持管理能力強化へ技術協力
国際協力機構(JICA)は5月20日、ブータン政府との間で技術協力プロジェクトの実施へ向けた合意文書(Record of Discussions)へ署名した。現地報道によれば、JICAはブータンの行政およびエンジニアに対して、橋梁の建設・維持管理能力の強化に協力する。技術協力プロジェクトの実施期間は、2016年7月から3年の予定。その間、国内に点在する橋梁約300本の修繕を目指す。
イスラム開発銀行と世界銀行がイスラム金融について報告書を作成
イスラム開発銀行(Islamic Development Bank)と世界銀行が共同で報告書を作成する。報告書のタイトルは、「イスラム金融-繁栄の共有のための役割(Islamic Finance: A Catalyst for Shared Prosperity?)」。
ガーナ、貧困層が国民健康保険へ登録、UHCへ前進
ガーナ政府は、6県に居住する貧困層83,300人を新たに国民健康保険(National Health Insurance Scheme: NHIS)へ登録したことを発表した。
国際金融公社、カンボジア中央銀行の支援を決定
国際金融公社(The International Finance Corporation: IFC)は、カンボジア中央銀行(NBC)との覚書に調印し、IFCの支援のもと、NBCがカンボジアの銀行運営、透明性確保、金融リスク管理、国民の信頼改善の向上に繋げるとクメールタイムズ紙が報じている。
旱魃がカンボジアの漁業セクターに打撃、政府は楽観的
カンボジア政府は漁業生産量の成長を1.3%見込んでいるが、漁業関係者は目標達成について懐疑的な見方を示している。旱魃の影響が原因だ。
世界銀行が「開発途上国」カテゴリをデータベースから削除
世界銀行が発表した2016年の世界開発指標(World Development Indicator)から大きく変わった点が話題を呼んでいる。開発途上国(Developing Countries)と先進国(Developed Countries)のカテゴリが消えたのが一番の驚きだ。
フィリピン貧困率、国レベルで改善、貧困地域はより貧しく
貧困率の全国平均は、27.9%から26.3%へ改善したものの、貧しい地域はより貧しくなったというショッキングな結果が報告されている。もっとも貧しい北サマル州(Northern Samar)では、53.1%から61.6%まで貧困率が悪化した。