マラウイ農村の公衆衛生の課題は?世界遺産マラウイ湖に面した町、コタコタ。この町のはずれにある農村で、トイレを各家庭に設置してもらうプロジェクトが数年前から行われている。マラウイの農村では、文化的・経済的な側面からトイレがなかったり、正しく使用していなかったりする家庭が多い。
国際
フィリピン貧困率が改善、主観的貧困の社会調査結果
フィリピンで実施された社会調査(Social Weather Stations Survey: SWS)によれば、主観的貧困率と食糧貧困率の両方で改善が見られるようだ。主観的貧困率は46%(1,150万世帯)だった。昨年12月の50%(1,120万世帯)と比べると改善傾向にある。70万人が貧困から脱出した計算だ。
チャドで食糧危機、200万人が飢餓に直面、サブサハラアフリカの天候不順が原因
サブサハラアフリカの中央に位置するチャド。同国サヘル地域に居住する200万人が飢餓の危機に直面している。これはチャドの人口の約半数にあたる規模だ。これは世界食糧計画(WFP)が発表したもので、必要最低限の食糧需要を満たすためには、国際的な援助が不可欠な状況のようだ。
世界銀行がホストコミュニティ支援に175百万ドル、アフリカの角難民
アフリカの角と呼ばれる東部アフリカ諸国で、世界銀行がホストコミュニティ支援を開始する。1990年代初頭から続くソマリアからの国外避難民問題が隣国の国内問題化しつつある。世界銀行はこうした状況に対応するために、周辺のホスト国に対して大規模な資金援助を実施する。
協力隊ブログを探すにはここで決まり!
協力隊ブログを探す方法。国際協力を志す人の多くが、青年海外協力隊(JOCV)への参加を検討したことがあるのではないでしょうか。前回の記事で、協力隊公式ブログの存在をお伝えした。
インドHIV感染拡大、輸血で2,200人以上が感染
輸血が原因で2,234名の感染が確認されたことを、インドの現地メディアが報道した。これはインド政府が実施した調査結果で、過去17ヶ月間だけでこれだけの被害が報告されたとのこと。
編集長が独断と偏見で選ぶ厳選記事5本(2016年5月)
5月に公開した記事の中から、独断と偏見で5本選びました。アクセスランキングだと、月初に公開したものがどうしても有利となってしまい、月末の良質な記事が埋もれてしまいます。
最も読まれた記事 TOP 10(2016年5月)
5月に公開した記事の中で、最もアクセスの多かった記事を紹介します。まだ、読んでいない記事があれば、この機会に是非「一気読み」してください!
アジア開発銀行、ミャンマー観光業へ300万ドル、貧困削減日本基金より拠出
アジア開発銀行(ADB)がミャンマーの観光業へてこ入れを行う。日本政府がADBに設置している「貧困削減日本基金(Japan Fund for Poverty Reduction: JFPR)」を通じ、300万ドル(約3.3億円)を無償で資金提供する。
JICAがベトナムの経済インフラ・環境整備へ1,661億円支援
5月28日、国際協力機構(JICA)がベトナム政府と3事業、1,661億2,400万円を限度額とする円借款貸付契約を調印した。支援事業は、鉄道、電力、下水道整備の3事業。経済成長の加速と脆弱な都市環境の整備の両面で支援を行う。