今回は、経済成長著しいミャンマーの貧困分析。軍事政権が情報統制を行っていた影響から、ミャンマーについてはあまり多くのデータやレポートが公開されていない。今回は限られた公開データの中で可能な範囲で分析を行うことを目標とする。
国際
カンボジア縫製工の生活費176ドルと算出、現在の最低賃金を上回る
先週金曜日に開催された労働組合の合同集会で、縫製工の推定生活給が176ドルであるとの結論に達した。プノンペンポスト紙が報じた。
「顧みられない」のは一体誰から?ザンビアの顧みられない熱帯病
ザンビアで唯一の世界遺産、ビクトリアフォールズの東側に広がるエリアはムクニチーフダム(Mukuni Chiefdom)と呼ばれ、広大な丘陵地帯に幾つもの小さな集落が点在して成り立っている、ザンビアの典型的な村である。
ビジネスで貧困削減をするという選択肢:Bコーポレーション
米国東海岸のサードウェイブコーヒーで、 Macbookを見つめるミレニアル世代の若者たち。軒先の「Certified B」のステッカーを背景に 、Skypeでつながっている先はインド・コルカタ。パタゴニアのロゴが付いたオーガニック・コットンのジャケットをラフに羽織り、Ben&Jerry’sのアイスクリームを頬張りつつも、熱心に打ち合わせをする彼らは、「稼げる」仕事より、「社会を変える」仕事に熱中している米国トップスクールのMBA生です。
カンボジアのマイクロファイナンス業界、延滞債務額に懸念が浮上
カンボジアマイクロファイナンス協会(CMA)の会長は月曜日のワークショップで、カンボジア国内のマイクロファイナンス機関(MFI)が抱える延滞債務について懸念があることを明かした。
アジアの社会保障の課題は、貧困を脱した中間層がカバーされていないこと
アジアの社会保障の課題は何か?私なら「中間層の罠」と答えるだろう。貧困を脱出するための制度整備が進む一方、頑張って貧困ラインを超えた人々に対するサポートが極めて少ない現状がある。
エルニーニョの影響は終息せず、アフリカ各国の被害情報をまとめた報告書をユニセフが発表
過去最強レベルのエルニーニョが引き起こした深刻な干ばつや洪水によって飢餓、栄養不良、病気は増え続けており、子どもたちへの破壊的な影響は悪化している。
西洋のYesと日本のYesの違い
開発途上国の援助を生業としていると、否が応でも世界中のプロフェッショナルと仕事をともにすることとなる。その中で日々感じることの一つとして、西洋のYesと日本のYesはずいぶん異なるということがある。
途上国開発におけるGoogleやFacebookの存在感
皆さんGoogleやFacebookという企業についてどのような印象をお持ちでしょうか?シリコンバレーのITベンチャー、無料サービスのインターネット企業、カリスマの率いるプログラマ集団などでしょうか。
消費者からプロデューサーになる道とは?
先日、ICT4D関連の本のChapter募集があったので、2〜3ページのプロポーザルを書いて応募してみた。デンマークの大学教授が編者となるこの本のタイトルは”Handbook on ICT Policy for developing countries”というもの。