アルゼンチン政府が貧困率を3年ぶりに公表した。足元の貧困率は32.2%。国民の3人に1人、880万人が貧困層ということになる。現地紙は2013年時点で貧困率は4.7%だったとし、急上昇した印象を与えている。ただ、基準とした貧困線が同じものかどうかは、言及されておらず確認が必要。
ラテンアメリカ
エクアドル大地震:UNDP、復興への第一歩を支援
エクアドルの太平洋岸に位置するラス・ジルセスで、コミュニティ開発に携わっていたビクトリア・デメラさんは、4月16日に発生したエクアドルの大地震の恐怖を次のように話しました。
コスタリカの社会保障制度と貧困削減政策
コスタリカでは、貧困を2つの方法で計測していて、社会保障プログラムのターゲティングにも使っているようだ。1つ目の計測方法は、所得・消費で計測する通常の貧困指標。貧困ライン以下の人々を貧困層と定義して、貧困率、貧困ギャップ、二乗貧困ギャップを計算する、というおなじみの貧困指標だ。2つ目は、当サイトでもたびたび紹介している多次元貧困指標。
日本が援助したチリの鮭養殖産業で環境問題?経済・社会的な貢献も忘れてはいけない
チリ鮭の養殖産業がもたらした経済・社会的なインパクトを無視して、こうした政策的な議論を行ってはならないだろう。もともと、チリの鮭養殖産業は、JICAの技術協力によって生まれた経緯がある。
ドミニカ共和国の高齢者の社会保障カバレッジはたった11%
ドミニカ共和国の高齢者(60歳以上)のうち、老齢年金を受給する人々は11.2%しかいないようだ。
ジャマイカが社会保障制度へ4,700億円、貧困層の保健・教育アクセス拡充へ
ジャマイカ政府が43億ドル(約4,700億円)を社会保障事業へ予算配賦する。社会保障プログラムを通じた教育・保健の拡充が狙い。
IMF・世界銀行年次総会2015 – セミナー・ハイライト
10月9日から11日の日程で、IMFと世界銀行は年次総会を開催した。今回の開催地はペルーのリマ。全世界の財務大臣・中央銀行総裁が一堂に会す一大イベントだ。
日本がドミニカへ緊急援助を開始-熱帯性低気圧「エリカ」で被災
8月27日、熱帯性低気圧「エリカ」がカリブ海の島国ドミニカを襲った。既に数十人の死亡が確認され数千から数万人の被災者が見込まれている。
アメリカ・キューバ雪解けを理解する10のポイント
世界から熱い視線が注がれているアメリカ・キューバの関係改善の動き。どのような歴史があったのか?どのような背景があるのか?どのような障害があるのか?誰の、どのような利害が絡むのか?まとめてみました。
キューバの真実-古都ハバナの街角から
キューバ選手のプロ野球への移籍。キューバとアメリカの国交正常化。昨年はミャンマーに沸いた日本国内で、キューバが紙面を賑わすことが多くなった。