国際社会は中央アジア5カ国の独立後、ODAによる支援を中心に関与を拡大してきており、開発援助の動向を見ると、近年同地域で大きな役割を果たしているのは、世界銀行(WB)とアジア開発銀行(ADB)といった国際金融機関(IFIs)です。
ヨーロッパ・中央アジア
中央アジア地域の開発の現状
中央アジア諸国は共通して旧ソ連時代の遺産である共産主義・計画経済から市場経済・民主主義への移行を国家運営の中心に掲げ、欧米、トルコ、インド、中国、そして日本や韓国等と新しい国際関係を構築する時代を経験してきました。
日本による中央アジア地域支援の展望-安倍首相中央アジア訪問に寄せて
2015年は、9月の国連総会で「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択され、今後15年間の世界の開発目標が決定する大事な年です。
中央アジアの開発援助はどこへ向かう?
多くの読者の方々にとって中央アジアは、シルクロードの時代で記憶が止まっているのではないでしょうか。謎に包まれた中央アジア。どのような開発課題があり、日本はどのような関わり方をしているのか。
メリッサ・リーチがIDS所長に
昨日、英国開発学研究所(IDS)がメリッサ・リーチ教授の所長就任を伝えた。ローレンス・ハダッド所長はIFPRIへ移る予定。
英国開発学研究所(Institute of Development Studies)
開発学研究所(Institute of Development Studies)は、世界を代表する開発学の研究機関。1966年の創設から英国政府、英国国際開発省(Department for International Development: DFID)のブレインとして機能してきただけでなく、その先進的な研究は世界のトップレベルとの声が高い。