難民キャンプで働いて1年程経った頃、終わらない紛争により日々増え続ける難民問題の根本的な理由について漠然と考え始めるようになりました。なぜ、和平合意が結ばれても、実際の平和は訪れないのか。どうしたら紛争は止まるのか、紛争が終結した後の国造りは誰がどのようにリードしていくのか。
ヨーロッパ・中央アジア
カザフスタン、内閣改造と同時に新たな社会政策を発表
カザフスタンのヌルスルタン・ナザルバエフ大統領は、政府(内閣)を総辞職させる大統領令に署名した。
開発途上国の移民と難民に対する社会保障政策:研修案内
国際労働機関(ILO)が短期研修プログラム「移民・難民に対する社会保障政策(Extending social protection to migrant workers, refugees and their families)」を開講する。移民労働者は世界に2.4億人いるとされる一方、その内の1.5億人は社会保障に加入することができていない。
ロシア地下鉄テロと中央アジア
4月3日、ロシア第二の都市サンクトペテルブルグで地下鉄爆破テロが起きました。死者は計14名となる惨事で、3日はちょうどプーチン・ロシア大統領がルカシェンコ・ベラルーシ大統領との会談のためサンクトペテルブルグ訪問中でした。
AIIBと世界銀行がアゼルバイジャンのガスパイプラインへ巨額融資を決定
アジアインフラ投資銀行はアゼルバイジャンとヨーロッパを結ぶガスパイプライン(Trans-Anatolian gas pipeline: TANAP)の敷設へ、世界銀行と協調融資を実施する。
カザフスタンの交通インフラ整備をアジア開発銀行が支援
アジア開発銀行(ADB)は240.3百万ドルをカザフスタンに融資する。交通インフラ整備が目的。対象区間は、Aktobe-Makat区間の道路299kmで、近代的な技術を用いて再整備する。
オランダ政府がケニアへの開発援助を停止、2020年から通商パートナーへ
オランダ政府がケニアへの開発援助を2020年で停止する。昨今の目覚しい経済成長を踏まえて、「通商関係(Trade Partner)」とすることが表明された。
イギリスEU離脱の開発途上国へのインパクト、英国シンクタンクがイベント開催
世界屈指のシンクタンクである英国海外開発研究所(ODI)が、イギリスEU離脱(BREXIT)に関するパネルディスカッションを開催する。
寄稿募集-イギリスのEU離脱、開発途上国への影響は?
国民投票の結果、イギリスのEU離脱が濃厚となりました。世代間ギャップや資本家・労働者階級のギャップなど、イギリスの国内問題が世界にさらけ出された歴史的な場面となりました。
英国国際開発省(DFID)が4月の「家計簿」を公表、7万円以上の全データ1,500項目
イギリス政府が税金の使途をオープンに。英国政府で開発途上国援助を担当する国際開発省(DFID)が、「家計簿」のデータを公開した。500ポンド(約7万円)以上の全ての支出項目が対象。