5月初旬、タイの首都バンコクから車で北へ2時間ほどの所にあるロップリー県の、プラバートナンプ寺を再訪した。「エイズ寺」の異名で知られるこのお寺は、身寄りや引き取り手のないエイズ患者を無料で受け入れている。
タイ
スマートシティの前に
半月ほど前、バンコク一帯は大気汚染濃度が高くなり、小中高校、大学が2日間すべて休校になった。自分ではそれほど自覚はなかったが、街を歩くとみんながマスクをしていて、それが異様な光景に映り驚いた。
持続可能な消費と生産
昨年、日本へ帰った時、久しぶりに大きな靴販売チェーン店を訪れた。なかなか気にいったものが見つからない。
変革図る山岳少数民族
タイ北部の洞窟に閉じ込められたサッカー少年らのニュースが世界中を駆け巡ってから、早いもので数カ月が過ぎた。その間にこの出来事は、いろいろな面で普段は知ることができないような話題を提供してくれた。
タイが高齢化する貧困層へ社会保障を拡充、ナショナルeペイメントも運用
タイ政府が低所得の高齢者向けに社会保障給付金と補助金を追加給付を実施する。給付対象となるのは、年収5万バーツ(約15万円)以下の60歳以上の高齢者。給付方法はタイ政府が導入を進める電子決済システム「ナショナルeペイメント(The National e-Payment)」を通じて行われる。
タイ経済は回復基調も、少子高齢化が喫緊の課題に
経済成長率は2014年から15年にかけて、0.9%から2.8%へ回復。2016年は2.5%の見込み。観光業と財政出動が経済成長を牽引。貧困率も改善傾向が続く。ただし、貧困削減スピードは遅くなっており、特に農村部の貧困層は農産物価格の下落に苦しんでいる。
中国国際航空でバンコクから北京へ
旅の終わりには必ず何かが起こる。タイ国際空港で北京行きのキャンセル待ちを12時までしていて、最終的に乗ることができた。午前11時ごろから待っていたため、かれこれ半日以上空港にいたことになる。さすがに疲れた。ただ、北京から大阪行きの乗り継ぎ便の手配が実はできていない。
タイとセックス、未成年と旅人がバンコク歓楽街カオサンロードへ消えていく
旅は突然始まり、ふいに終わりを迎える。数ヶ月前に思い立った今回の旅も、一晩考えた結果、そろそろ終わりにしようと思う。そして今、バンコク国際空港にいる。
開発とは何か、カンボジアにて考える-先進国のバックパッカーは何を思う?
開発とは何か。この旅を通して考えてきた壮大なテーマ。先進国がこぞって途上国と呼ばれる国々を「開発」の名の下に変えていっている。お金を出して援助し、その国の最低限の生活水準を引き上げることはとても良いこと。だけど、たいていの場合、少なくとも僕が知っている限りにおいて、先進国の行う開発は物質的に 豊かな社会、便利な社会を作る方向に向かっているように感じる。
ラオスの安宿ジョーゲストハウスはほのぼの家族経営
宿屋 のおばちゃんがバイクのシートに腰掛けている。どこか遠くのほうを見ながら夜風にそっと吹かれている。ビエンチャンの中でもとりわけ外国人の多いこの通りは夜も人通りが絶えない。