産休制度改革が議論されていたフィリピンで、産前産後休暇を100日間へ延長する法案が上院議会で可決され、下院での審議が始まった。
フィリピン
フィリピン大統領とJICA理事長が面会へ、鉄道などインフラ案件への資金協力を議論
フィリピンのドゥテルテ大統領が日本を公式訪問している。26日には安倍首相と会談する予定。また、27日には国際協力機構(JICA)の北岡理事長がドゥテルテ氏を表敬訪問すると地元紙が伝えている。同紙によれば、鉄道を含む、複数の案件に対する資金協力について話し合う見込み。
フィリピンの一時的貧困、10人に4人が貧困の罠から抜け出せず
フィリピンの10人に4人が、貧困の罠から脱却できていない。過去数年にわたる輝かしい経済成長の影で、外的なショック(病気や事故など)が起きればたちまち貧困に逆戻りしてしまう人々が、国民の半数に迫ろうとしている。
フィリピンにおけるユニバーサル・ヘルス・カバレッジと保健所
フィリピンにおいて、保健所はユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の実現に寄与する基礎的な保健医療サービスを都市貧困層に対して提供できている、という仮説を設定し、現地調査を実施した。
フィリピン貧困率が改善、主観的貧困の社会調査結果
フィリピンで実施された社会調査(Social Weather Stations Survey: SWS)によれば、主観的貧困率と食糧貧困率の両方で改善が見られるようだ。主観的貧困率は46%(1,150万世帯)だった。昨年12月の50%(1,120万世帯)と比べると改善傾向にある。70万人が貧困から脱出した計算だ。
フィリピン貧困率、国レベルで改善、貧困地域はより貧しく
貧困率の全国平均は、27.9%から26.3%へ改善したものの、貧しい地域はより貧しくなったというショッキングな結果が報告されている。もっとも貧しい北サマル州(Northern Samar)では、53.1%から61.6%まで貧困率が悪化した。
ヘレン・クラーク-貧困との闘い
ヘレン・クラークUNDP総裁が「貧困との闘い(Match Against Poverty)」キャンペーンについて語った。