8月30日、アジア開発銀行(ADB)がパキスタンへ約198億円(197.85百万ドル)を融資することで合意した。資金の使途は、同国南部シンド州の道路改修事業。
アジア・大洋州
スリランカで戦略的都市開発プロジェクト、世界銀行
世界銀行がスリランカの戦略的都市開発プロジェクトを支援する。融資総額は202百万ドルで、案件計画額は257.08百万ドル。差額はスリランカ政府の自己資金で賄う。
カンボジアで公共バスの導入と地雷撤去活動へ、無償資金協力32億円供与
9月27日、日本政府とカンボジア政府の間で無償資金協力2件に関する交換公文の署名が行われました。概要は以下のとおりです。
マイクロファイナンス業界、不良債権比率が上昇するも今年上半期も急成長、カンボジア
カンボジアのマイクロファイナンス業界は、不良債権比率(NPL)の上昇が懸念されるも、2016年上半期も貸付残高は急成長し続けている。プノンペンポスト紙が報じた。
日本政府がSDGs実施指針の骨子に関するパブリックコメントを募集
10月18日、外務省が持続可能な開発目標(SDGs)の日本政府実施方針についてパブリックコメントの募集を開始した。
ベトナムの最低賃金と税制改革、巨大なインフォーマル経済の影
ベトナム政府は2017年の最低賃金を7.3%引き上げることを発表した。これによって最低賃金は月375万ドン(約1.65万円)となる。労働者側の11%と企業側の5%の賃上げ要望に対し、妥協点がその中間に落ち着いた形だ。
2017年のカンボジア月額最低賃金は153ドル
労働職業訓練省より最低賃金に関する省令が公布され、2017年の縫製業、被服業及び製靴業に従事する労働者の月額最低賃金は153ドルに決定された。
ベトナム首都ハノイ市の貧困率を削減計画
ベトナムの首都ハノイが2.7万世帯を貧困から脱却させる。これは、2016年の貧困率の1.3%減に値する。地元紙によれば、ベトナムでは貧困層の支援策が複数講じられており、ハノイの貧困層が恩恵を受けることが予想されているようだ。
フィリピンの一時的貧困、10人に4人が貧困の罠から抜け出せず
フィリピンの10人に4人が、貧困の罠から脱却できていない。過去数年にわたる輝かしい経済成長の影で、外的なショック(病気や事故など)が起きればたちまち貧困に逆戻りしてしまう人々が、国民の半数に迫ろうとしている。
途上国の魅力を美味しく楽しくエシカルに、国際協力カフェ
「国際協力」というと、一般的には難しいものだという印象や、自分とは関係のない遠い世界のことだと思う人が多いのではないでしょうか。今世界で国際協力を専門の仕事にしている人の数は、圧倒的にそうでない人より少ないはずです。2015年までの達成を目指したミレニアム開発目標(MDGs)を達成することができなかった今、本当に国際協力は、国際協力に携わる人だけが取り組めば良いものなのでしょうか?