東南アジア

ポルポト虐殺-カンボジア独裁者とクメールルージュ

写真: トゥール・スレン。3月24日撮影 (2006年 THE POVERTIST / Ippei Tsuruga)
写真: トゥール・スレン。3月24日撮影 (2006年 THE POVERTIST / Ippei Tsuruga)

先日の池上彰の番組で、独裁者特集が組まれたようだ。

ポル・ポト政権の虐殺は今でもカンボジアに暗い影を落とし続けている。カンボジアの人口構成を見れば、極端に少ない年代が存在し、日本でいうベビーブームの逆の状況が次の世代にも表れている。知識層が虐殺されたこの国は、人材育成を一から行わねばならなかった。

あれから40年。内戦の終結から20年。カンボジアは人材と国家を一から作り直し、ようやく経済成長の軌道に乗りつつある。戦後をさせた人々の努力の陰には、暗い時代を生き抜き、もう二度と繰り返してはならないという人々の思いが見え隠れする。

どこか戦後の日本人の感情と似ているような気がしてならない。

昔の記事を読み返してみると、カンボジアの独裁者ポル・ポト政権による虐殺とクメール・ルージュに関連する記事がいくつかあった。

カンボジアは僕が学生時代に旅をして、NGOに関わることで人生に影響を与えた国。いつかは戻って国のために貢献したいと考える日々。

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