大国との関係において、中央アジア地域においては、近年急速に中国による影響力が増しているという強い印象があるのは確かです。
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国際社会による中央アジア地域支援
国際社会は中央アジア5カ国の独立後、ODAによる支援を中心に関与を拡大してきており、開発援助の動向を見ると、近年同地域で大きな役割を果たしているのは、世界銀行(WB)とアジア開発銀行(ADB)といった国際金融機関(IFIs)です。
香り米がカンボジアの貧困問題を改善する
カンボジアにはコメの価格上昇による好循環を生むチャンスが眠っている。プカ・ルンドゥオル(Phka Rumduol)は最高品種に贈られる「The World’s Best Rice」の称号を2012年に受賞した。
中央アジア地域の開発の現状
中央アジア諸国は共通して旧ソ連時代の遺産である共産主義・計画経済から市場経済・民主主義への移行を国家運営の中心に掲げ、欧米、トルコ、インド、中国、そして日本や韓国等と新しい国際関係を構築する時代を経験してきました。
日本による中央アジア地域支援の展望-安倍首相中央アジア訪問に寄せて
2015年は、9月の国連総会で「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択され、今後15年間の世界の開発目標が決定する大事な年です。
中央アジアの開発援助はどこへ向かう?
多くの読者の方々にとって中央アジアは、シルクロードの時代で記憶が止まっているのではないでしょうか。謎に包まれた中央アジア。どのような開発課題があり、日本はどのような関わり方をしているのか。
スティグリッツが語るアフリカの産業政策と経済構造転換
アフリカの産業政策と経済構造転換をどのように実現するか?経済成長に役立たずだったワシントン・コンセンサス。
イノベーションとカイゼン―アフリカはどちらを必要としているのか?
カイゼンは開発途上国にどのような影響を与えられるのか?カイゼンは日々の小さな発明である。新たな技術を要さない発明だ。
なぜアフリカの民主主義は複雑なのか?
オックスフォード大学のニック・チーズマン准教授が、アフリカの民主主義に関する書籍を発表した。数々の成功と失敗に直面するアフリカの政治改革の苦悩を描いている。
貧困線を1.90ドルへ世界銀行が変更-貧困率は10%未満へ
世界銀行が貧困ライン(国際貧困線)の定義を1.25ドルから1.90ドルへ変更すると発表した。これまで、開発途上国の貧困率を計測する際に、1日あたり1.25ドル未満で生活する人々を絶対的貧困層としてきた。しかし、今後は1.90ドル未満で生活する人々を貧困層とみなすこととなる。