私たちは読むことに疲れてしまった。1970年から2017年までの一流学術誌を分析した研究がある。この約40年間で、論文の平均的な長さは16ページから50ページとなった。大量の情報処理に追われる実務家には、ドリップコーヒーができるまでの数分しか残されていないのかもしれない。
Other News
THE POVERTIST 2019年8月1日号
お前、ラッキーじゃん。JICAで勤務していた際、観光産業を支援する部署に配属になった若手に掛けられる言葉。それは一重に出張先が観光地であることが多く、世界中の観光地を業務で回ることが可能だからだ。これはあくまで本音混じりの冗談か応援歌のようなもので、実際には多種多様な知見が要求される仕事であることは疑う余地もない。
中央アジア地域におけるEUによる新戦略
欧州連合(EU)と中央アジアの代表がキルギスの首都ビシュケクにて集合し、欧州による中央アジア地域への今後の関与について新しいストラテジーが発表された。旧ソ連崩壊後に関与を始めた欧州諸国にとって中央アジアは近年体制転換を迎えており、新たな体制との新しいパートナーシップを構築する時期にある。
社会保障の未来を議論する政労使会合、ASEAN諸国
バンコクで開催された第15回ASEAN労働高級事務者会合(Senior Labour Officials’ Meeting: SLOM)にあわせ、ILOは「社会保障の未来」を議論する政労使会合をASEANと共催しました。
インドの大学入試で見た差別と配慮
今回はインドの大学院が実際にどのような仕組みになっているのか。
統合は万能薬か?難民出身教師が抱える困難
トルコに滞在している350万人のシリア難民の70%が今後もトルコに滞在する見込み。トルコに対し、シリア難民をトルコ社会に統合するためのさらなる努力を求める声も。
時を忘れさせるほどの魅力に溢れる国、ベトナム
ベトナムの観光業は、ベトナム経済の成長を牽引する重要な柱の1つである。今、世界中から注目されている観光地としてのベトナムの魅力を、ベトナム政府による観光促進の取り組みとともに紹介する。
THE POVERTIST 2019年7月1日号
最近の会話で気になったことがある。The Povertistは国際開発系の老舗オンラインマガジンらしい。なるほど、たしかに、書いている私たちは随分歳を取ったものだ。紙媒体であれば、国際開発ジャーナルは比べ物にならないほどシワは多い。
中央アジアにおける新たな風
6月は中央アジアのカザフスタンで大統領選挙が行われ、新しい大統領が選出された。選挙の前後でカザフスタンの民衆の中で新しい動きがあり、今後の行く末が注目される。キルギスとタジキスタンでは、それぞれの首都でロシアと中国の二大大国が参加する大きな国際会合が開催された。
東南アジアの社会保障の未来を考える
月4日、東南アジアの政府、労働者、使用者の代表がバンコクに集います。仕事の未来を更に掘り下げ、「社会保障の未来」を議論する機会を設けました。