戦争が始まってもう何日だろう。もはや何日経過したかすらわからない。今日、教育大臣が高校3年生の試験結果を発表した。これは大学進学を見据える学生にとってとても大事な日。ただ、毎年恒例のこの日は、今日に限ってどこか違う要素を含んでいた。
戦争中という理由だけではない。35人の学生がそこにはいなかったという点で特別な日だ。彼らは試験結果を見る前に、イスラエル兵に殺された。母親はどう感じているのだろう。わが子の参列しない祝賀会に、涙とともにお祝いのお菓子を配っている。わが子は大学に入学することを許されないのに。
イブラヒムは35人の亡くなった学生の一人だった。6月26日、彼のFacebookにはこう書かれていた。
「アラーのおかげで無事入学試験を受けられました。どうか合格しますように。すべての受験生にご加護を。」
イブラヒムは口述試験で89%の高得点を残した。しかし、彼はそれを知る余地もなかった。
* これはガザ市民である筆者が体験した51日間にわたる破壊と悲しみの物語です。2014年夏、イスラエルはガザへ侵攻し、大規模な攻撃を仕掛けました。ガザの市民にとっては悪夢です。戦争は単に政治の道具ではありません。突然死を迎える人々、恐怖。いつ終わるかもわからない無限の恐怖です。この記事はLives Some Liveに掲載されたものを著者の許可を得て掲載しています。