5月23日、外務省が日・ラオス航空協定の発効を発表した。同協定は、首脳会談で正式交渉を開始して依頼調整が進められていたもの。日本側では先月15日に国会承認がされていた。ラオスでも憲法上の手続きに従って承認されたことから、協定の効力が生じることとなった。
この協定によって、日本とラオスを結ぶ定期航空便の運営が可能となる。これまで、日本・ラオス間には直行便が無かったが、今回の協定によって直行便就航の現実味が一層増すこととなる。
同様の航空協定を結んだカンボジアとの間では、ANAが今年秋に直行便の運行を開始することを発表している。こうしたことからも、ラオスへの直行便の就航と一層の人的・経済的交流が期待されている。
参考資料:日・ラオス航空協定の発効