国際協力は、国際協力に仕事として携わる人だけが取り組めば良いものなのか?
「国際協力」というと、一般的には難しいものだという印象や、自分とは関係のない遠い世界のことだと思う人が多いのではないでしょうか。今世界で国際協力を専門の仕事にしている人の数は、圧倒的にそうでない人より少ないはずです。2015年までの達成を目指したミレニアム開発目標(MDGs)を達成することができなかった今、本当に国際協力は、国際協力に携わる人だけが取り組めば良いものなのでしょうか?
これからは私たち一人ひとりが協力していくことが真の国際協力となる
なにも途上国に行って何かをすることだけが国際協力ではありません。NGO/NPOに寄付することだって、フェアトレード商品を買うことだって、誰にでもできる国際協力だと思うのです。
持続可能な開発目標(SDGs)の17番目の項目には、パートナーシップでSDGsを達成しようということが掲げられています。パートナーシップにも色々な考えはありますが、「一人ひとりができる範囲でできることをやること」、これも民間の個人が社会とのパートナーシップの中で成し遂げられることの一つであり、こうした一人ひとりの小さなアクションが集まれば、SDGsの達成に向けた大きな力になり得ると考えます。
きっかけは何でも良い。まずは知ることから始めよう
10月29日(土)に高円寺で行われる「国際協力カフェ」というイベントでは、バングラデシュの女性が作ったトートバッグを染める体験や、ガーナのカカオ豆からチョコレートを作る体験を通して、国際協力や途上国のことを知ることができます。遠い世界の出来事だからこそ、まずは身近でできる体験から始めてみてはいかがでしょうか?
国際協力カフェについてはこちらから。