障害と貧困の間には密接な関係がある。障害学を専門とする筑波大学のカマル・ラミチャネ准教授に話を伺った。「ネパールのケースでは、9年以上の教育課程を修了した障害児には、貧困リスクの低減がみられた。これは、障害と貧困には密接な関係があり、教育を受けることが重要な要因となっていることを示している。」
ラミチャネ准教授は著書『Disability, Education and Employment in Developing Countries: From Charity to Investment』の中で計量経済学的手法を用いて、複数の国のケースを紹介している。