ユニクロ・ジーユーがUNCHRと取り組む回収キャンペーンで衣服を寄贈!
ユニクロ・ジーユーを展開するファーストリテイリングは、UNHCRとグローバルパートナーシップを結び、服を必要としている世界中の人に衣料を届けるために「全商品リサイクル活動」を行なってきました。今回、主にブルンジやコンゴ共和国からルワンダに逃れ、難民となった約16万の人々に衣服を寄贈しました。
ユニクロの店頭で、着なくなった服を回収しているキャンペーンのポスターを見たことがある方も多いかもしれません。また実際にユニクロの店舗に持って行ったという方もいるかと思います。多くの方々の想いによって集められた服が、2016年5月に東アフリカに位置するルワンダの難民キャンプに届けられました。今回服を受け取った難民は15万2,223人。主にブルンジやコンゴ民主共和国からルワンダに逃れ、避難生活を送っている難民です。
ルワンダは標高が高いため、気温が低くなることも珍しくありません。今回は夏物の服だけではなく、朝晩に冷えから身を守るためのジャケットやコートなども配られました。服を受けとった男性の1人は「難民キャンプで衣類を受け取ることはあまりありません。あったとしても、ユニクロの服のように状態が良いものではないんです。私には子どもが8人いますが、お金を貯めて年に一度服を買ってあげるのが精一杯です」と語り、感謝の思いを伝えました。
アフリカに衣服を!ユニクロが取り組む「1,000万着のHELP」とは!?
ユニクロはCSR(企業の社会的責任)活動の一環として、全商品リサイクル活動を行っています。 また世界で急増する難民への支援を強化するために、2015年10月から「1,000万着のHELP」プロジェクトを開始しました。
ユニクロは2007年より、グローバルパートナーシップを結んだUNHCRとともに、世界中の難民や避難民、災害被災者、妊産婦や母子などへの支援として、15の国や地域で回収した3,949万点の衣服を、世界59の国や地域にこれまで総計1,632万点数を寄贈してきました。またウガンダなどアフリカ諸国については、9カ国に約300万着の服を届けました。
現在は2015年に発足した「1,000万着のHELP」プロジェクトを通じて、世界中で難民・避難民に新たに1,000万着の衣料の回収・寄贈を実施しています。「世界中の服を必要としているすべての人に、本当によい服を届ける」ことを目指し、世界中の現地のニーズに合った形で寄贈を進めていく予定です。衣服の回収はユニクロとジーユーの店舗で実施中です。
引用元:UNHCR プレスリリース
参照元:ユニクロ CSR活動