ユニセフは昨年末、ジョージア(グルジア)の子供の貧困と社会保障に関する報告書を発表した。この報告書では、同じ家計をパネルデータで5年間追跡調査を行い、所得のブレによる貧困ダイナミックス(貧困からの脱却と貧困へ再び陥ること)に焦点を当てて分析を行っている。
ジョージアでは多くの子供たちが貧困状態にあるか、常に貧困リスクのある状態で生活をしており、社会保障の重要性が増している。
報告書では特に、子供給付(Child Benefit)、出産保険(Maternity Insurance)、失業保険(Unemployment Insurance)、共働き世帯向けの保育サービスの拡充などが推奨されている。