ケニア

途上国メディアの驚くべき発展ぶり

photo credit: Micky.! via photopin cc
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ケニアで起きたショッピングモール襲撃事件は多くの哀しみを残した。ケニア人にだけではない。私たち援助関係者含め、世界中の人々が驚き、哀しみ、恐れ、全ての感情を共有した。事件の背景に関する調査は現在進行中。多くのメディアが連日報道し続けている。

私たちはこの事件をインターネットを通じてリアルタイムで目撃した。皮肉なことに、この哀しい事件は、私たちが開発途上国のメディアの発達と実力を改めて知るきっかけとなった。

犯行声明や政府公式見解はTwitterで発表され、Facebookや他のSNSを通じて世界中に瞬く間に拡散された。ケニアのテレビ局はYou Tubeで24時間ライブ中継を行い、地元新聞社は現場から分単位の情報を発信し続けた。

同時に、現地メディアは献血や寄付を呼びかけ、数え切れないほどの人と金を瞬時に集めた。ケニア人の絆を形に変える役割も担った。

これらは全て、一昔前なら考えられなかったこと。ましてやケニアは「途上国」。誰が予想できただろうか。

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