中国農業発展銀行(Agricultural Development Bank of China)が、2020年までに3兆元(約50兆円)の貸付を計画していると報じられた。中国政府が進める貧困削減イニシアティブの一環と見られている。
資金の使途は、農村部のインフラ建設、穀物生産、貧しい人々の住民移転、観光、環境、教育など、多岐に渡るとされる。
昨年10月に、中国は7,000万人の貧困層全員を貧困ラインから上へ押し上げることを目標に掲げることを発表した。
今回の大規模なファイナンス計画は、その一環と捉えてよいだろう。
参考資料
- Chinese bank to lend $458B for poverty reduction
- China policy bank to lend around $458 billion for poverty reduction