カンボジア農林水産省のヴェイン・サコン大臣は15日、自身のフェイスブックページで、精米業者が農家に適正価格を支払うようチームを立ち上げ、すでに活動を始めていると明らかにした。クメールタイムズ紙が報じた。
ヴェイン大臣は投稿で、「品質管理や安全確認の監視により農家の収益を増加させる方法を分析したり、価格問題に介入する」と述べている。
アムルライス・カンボジア社のソン・サラン代表はコメ価格に影響を与える要因として、ベトナムでのコメ生産量の上昇や、その流入による供給過多、雨季の間に保管しておく為のサイロの不足などをあげた。
また、農家らがマイクロファイナンス機関へ返済するために、コメを高価格で販売できる時期になるまで待っていられないことも指摘した。