※この記事は2010年に書かれたものです。当時からカンボジアのコーヒー事情は随分変わりました。2017年にカンボジアコーヒーの状況をアップデートした記事の投稿がありましたので、そちらもご覧ください。
カンボジアコーヒーとは?
カンボジアコーヒーはカンボジア原産のコーヒー豆を使用したコーヒー。世界中で愛飲されているアラビカ種のコーヒーとは異なり、酸味が無く、とにかく濃い味が楽しめる。また、原産地はカンボジアの北東部ラタナキリ州が有名である。
カンボジアコーヒーの飲み方
その味だけでなく、飲み方もまた特徴的である。淹れたコーヒーにたっぷりのコンデンスミルクを流し込むのがカンボジア流。プノンペンの街角で注文すると50円程度で飲むことが出来、庶民に親しまれている。また、個人的な嗜好としては、すべて飲み干した後にクメール茶を頼み、残ったコンデンスミルクと混ぜて飲む。ドケチ根性が生んだ絶品である。是非お試しあれ。
カンボジアコーヒーの作り方
プノンペンに住んでいると、簡単にラタナキリ産のコーヒー豆を購入することができる。しかし、何度挑戦しても、店先で注文したあの味を家で出すことができなかった。実は特別な作り方があるらしい。
ドリップ用に挽いたラタナキリコーヒーをカップ一杯につき大さじ山盛り2杯、ペーパーフィルターへ入れてください。沸騰させたお湯を火からおろして1分待ってからフィルターへ注ぐ。本格的な味をお楽しみになる場合はドリップを3回くりかえす。熱いうちに氷を満たしたグラスに注いで、コンデンスミルクと一緒に頂く。
ぜひお試しあれ。
カンボジアコーヒーの入手方法
プノンペン在住の方は、中央市場(プサー・トメイ)の近くSt.217付近(バス乗り場のすぐ近く)にコーヒー豆販売店を見つけることができる。100g50円程度から購入することができ、私はいつもそこで、ラタナキリコーヒーを200g挽いて貰う。