カンボジアもついに社会保護制度の整備を開始した。カンボジアの国家社会保障政策枠組みを簡単に紹介する。
投稿者: Ippei Tsuruga
公務員の給与と汚職-カンボジア v.s. 日本
近頃のニュースを見ていると、公務員の給与について、日本では随分と叩かれている。「この不況下に何故公務員の分際でそんなに高い給与をもらっているのか」とのことらしい。
二乗貧困ギャップ率(Squared Poverty Gap Ratio)
二乗貧困ギャップ率(Squared Poverty Gap Ratio)は、貧困層内における経済格差に着目した指標である。貧困率は貧困層の割合に光を当て、貧困ギャップ率は 貧困の程度に着目した指標だった。しかし、これらの指標を用いては、貧困層内の所得および支出の格差を計ることはできなかった。
条件付現金給付(CCT: Conditional Cash Transfers)
条件付現金給付(CCT: Conditional Cash Transfers)は、社会保護政策(Social Protection)の一種である。読んで字の通り、条件をつけて、現金を給付し、受益者はその条件を守らなければならないというものである。
無知の無知-井の中の蛙であり続ける人生
番組の最後に必ず聞かれる質問である。そのとき私は何と答えるのだろうか。そう妄想に耽っていたときにふと思い出したことがある。それを今日はここに紹介したいと思う。
貧困ギャップ率(Poverty Gap Ratio)
貧困ギャップ率(Poverty Gap Ratio)とは、貧困層の支出・収入がどの程度貧困線を下回っているかを示す指標である。そのため、貧困ギャップは「貧困の深さ(Poverty Depth)」と言い換えられることがしばしばある。
カンボジアにおける開発と文化-経済発展 v.s. 伝統・文化
カンボジアで生活していると気づくことがある。プノンペンで買い物をすれば、たいてい同じ区画に同業者が店を構え、農村部へ行くと同じものを売っている人が隣あわせで50メートルくらい連なっている時もある。
ロバート・チェンバースの本 (参加型開発関連の書籍)
ロバート・チェンバース(Robert Chambers)は2001年に英国サセックス大学開発学研究所(IDS)を定年退職した後も、研究所で研究を続け、継続して出版活動も行っている。参加型開発の父として名高い同氏の代表作はやはり、1983年に発表した。
トンレサップ川のレストランでプノンペン初ランチ-前菜はピーナッツ
気温は30度をゆうに超えていようか。昼の12時から14時くらいまではみんな働かない。木陰のハンモックに揺られる露天のおじさん、水浴びをする子供たち、十字路にたむろする警官たち。この暑さでは仕事にはならないのだ。
カンボジアの経済成長と投資-その原動力とは?
少し前に、『カンボジアへの投資 ~カンボジア株の将来性~』と題して、カンボジアへの投資を考えていると書いた。しかし、具体的になぜ、それほど魅力的なのだろうか。