前回は開発援助の潮流を国連機関への拠出金を通じて考えてみました。では、具体的には拠出金の変動がどのように国連機関へ影響を与えているのでしょうか。
投稿者: Ippei Tsuruga
アラブの春を経済・社会的側面から分析した実務家による書籍
中東・北アフリカで起こったアラブの春から5年。ブルッキングス研究所と国際協力機構(JICA)がアラブの春に関する書籍「The Arab Spring Five Years Later」を発表した。
国連予算と拠出金に見る開発援助潮流
国連はこれまでもこれからも開発援助の主要なアクターであり続けると考えられるものの、その役割は変わりつつあるのかもしれません。
子供の貧困の定義は何か?原因と課題に迫るレポート
セーブ・ザ・チルドレンは本日、子供の貧困(Child Poverty)に関するフラッグシップレポートを発表しました。
発展途上国ニュースななめ読み-ネパールとフィリピンで新たな貧困削減プロジェクトが始動
アジアの貧困と開発に関する記事をニュースサイト「Poverty Asia」から切り抜いてまとめました。ヘッドラインのみ掲載しています。
社会保障の拡大へ、ILOが21ヶ国でフラッグシッププログラム開始
国際労働機関(ILO)が開発途上国の社会保障制度拡充へ向け、社会的保護の床拡充へ向けたフラッグシッププログラムを開始する。
開発途上国の社会保障に関する短期コース受講者募集
英国サセックス大学開発学研究所(IDS)が開発途上国の社会的保護に関する短期コースを開講する。社会政策に携わる政策決定者、実務家、研究者を対象として開講されるこの集中講義は今回で4回目の開催となる。
持続可能な水資源管理と貧困削減へJICAの挑戦
水資源の適切な管理は、持続可能な開発目標(SDGs)が扱う多くのセクターへ影響するトピックかもしれない。12月14日のワシントンDC開発フォーラムの勉強会のテーマは、「開発途上国の安全な水へのアクセス-現状とJICAの取り組み」だった。ここでは議論のまとめを簡単に紹介したい。
貧困撲滅の2030年へ向け、ブルッキングス研究所が動画公開
ラストマイル、開発途上国の貧困撲滅までの道のり。過去数回にわたって紹介してきた書籍「The Last Mile」だが、プロモーションビデオが公開された。
フィンランドがベーシックインカムを導入、複雑化した社会保障制度を改革
フィンランド政府が月800ユーロのベーシックインカムを全国民へ給付するようだ。国民の約7割が賛成し、2017年に試行が開始される新制度は、複雑化した社会保障・福祉政策をやめることで管理費・運営費を削減する狙いがある。