開発援助に携わる者が常に抱えるジレンマがある。開発と景観の両立だ。仕事上は多くの場合、経済合理性を追求することを求められることが多い。一方、開発途上国を訪れて「いいな」と思い、写真を撮るのはローカルの暮らしだったり、伝統だったりする。
投稿者: Ippei Tsuruga
ドミニカ共和国の高齢者の社会保障カバレッジはたった11%
ドミニカ共和国の高齢者(60歳以上)のうち、老齢年金を受給する人々は11.2%しかいないようだ。
開発途上国援助のイデオロギー対立、社会保障セクター編
一般的に、世界銀行、国際通貨基金(IMF)、アジア開発銀行(ADB)といった開発金融機関は、資本主義的と言われている。報告書を読むとお分かりいただけると思うが、「市場メカニズム」、「生産性」、「経済的合理性」といった言葉が並ぶ。つまり、どのような開発アプローチを取ろうとも、最終的に目指すところは経済やマーケットが念頭にある。
ヨーロッパ・中央アジアでは飢餓は改善、栄養が課題
国連食糧農業機関(FAO)が栄養不良が優先的に取り組むべき課題と指摘。
世界銀行がフィジー事務所を開設
世界銀行グループがフィジーの首都スバに事務所をオープンした。フィジーの抱える島国特有の開発課題に対応するための拠点にするという。
国際協力の資質、開発途上国の援助に必要な専門性とは?
国際協力を仕事として生きていくためには何が必要ですか?開発途上国の援助のプロになるための資質とは何ですか?これまで、このような質問をたくさん受けてきた。
世界銀行がカンボジアへ5年ぶりに融資再開、4案件130百万ドルを承認
世界銀行がカンボジアの貧困削減へ、本格支援再開。貧困層向け社会保障でユニバーサル・ヘルス・カバレッジ達成へ。国際開発協会(IDA)の低所得国向けの融資枠組みで、合計130百万ドル(約140億円)。
ラオス直行便の就航間近か、日・ラオス航空協定が発効
日本とラオスを結ぶ定期航空便の運営が可能となる。これまで、日本・ラオス間には直行便が無かったが、今回の協定によって直行便就航の現実味が一層増すこととなる。
持続可能な開発目標(SDGs)推進本部長に安倍首相、日本政府
日本政府が持続可能な開発目標(SDGs)推進本部を設置。SDGsは、いわゆる「縦割り行政」では対応しきれない分野横断的な課題への対応を目標に掲げている。今回の推進本部はこうした幅広い課題へ対応すべく設置されたもので、省庁横断的な総括機能を担うこととなる。
カーボベルデが失業給付を法制化、社会保障拡充進む
カーボベルデで失業給付が法制化され、4月上旬に施行された。実施機関は全国社会保障協会で、保険料の総額は給料の3%。保険料は雇用主と労働者がそれぞれ、1.5%と0.5%を負担する。