ベトナム政府は2017年の最低賃金を7.3%引き上げることを発表した。これによって最低賃金は月375万ドン(約1.65万円)となる。労働者側の11%と企業側の5%の賃上げ要望に対し、妥協点がその中間に落ち着いた形だ。
投稿者: Ippei Tsuruga
ナイジェリアでスマートフォンとアプリを使った汚職防止策が効果
ナイジェリアの運送業者はチェックポイントでたびたび止められることに悩んでいる。こうしたチェックポイントの多くは、違法に設置され、ドライバーから違法に現金を徴収する。ドイツの援助機関GIZの2012年の調査によれば、運送業者の約60%が、一度の輸送で3~5回の違法なチェックポイントを通過している。違法に徴収される料金は一日の稼ぎを超えることもあるが、断ると暴力の脅威にさらされるという。
ベトナム首都ハノイ市の貧困率を削減計画
ベトナムの首都ハノイが2.7万世帯を貧困から脱却させる。これは、2016年の貧困率の1.3%減に値する。地元紙によれば、ベトナムでは貧困層の支援策が複数講じられており、ハノイの貧困層が恩恵を受けることが予想されているようだ。
フィリピンの一時的貧困、10人に4人が貧困の罠から抜け出せず
フィリピンの10人に4人が、貧困の罠から脱却できていない。過去数年にわたる輝かしい経済成長の影で、外的なショック(病気や事故など)が起きればたちまち貧困に逆戻りしてしまう人々が、国民の半数に迫ろうとしている。
ミャンマーでコメ価格下落、カンボジアに続き
カンボジアでコメ価格の下落が深刻な水準にあると報じられたが、ミャンマーでも同様のトレンドがあるようだ。首都ネピドーの市場価格は過去一ヶ月で約30%の下落を記録している。
最も読まれた記事 TOP 10(2016年9月)
9月に公開した記事の中で、最もアクセスの多かった記事を紹介します。まだ、読んでいない記事があれば、この機会に是非「一気読み」してください!
チャドの貧困層へ社会保障給付、世界銀行が現金給付10億円規模
9月1日、世界銀行はチャドに対して10百万ドルの無償資金協力を実施することを決めた。これはチャドのセーフティネットシステムを実施するため。農村部と都市部で暮らす貧困層・脆弱層1.5万世帯へ直接現金給付を行う予定。
途上国の国際緊急援助物資供与はこう変わる?一問一答
災害時の緊急援助物資供与についてAmazonとJICAが連携すると面白いのでは、と書いたところ各方面からポジティブ・ネガティブ両方の反響がありました。ネガティブなコメントについては、言葉足らずの部分があって誤解されているものもありましたので、この機会に少し補足したいと思います。
世界銀行がセネガルとマリへ追加融資、ソーシャル・セーフティ・ネット拡充へ
世界銀行がフランス語圏アフリカのセネガルとマリへ追加融資を行う。金額はそれぞれ、11百万ドルと10百万ドル。
一進一退 - 事業報告(2016年7-9月期)
2016年7-9月期の事業報告です。一進一退。前期に新しい試みを始めた成果が数字になって表れてきています。ページ閲覧数(PV)は5.9万件で前期比-25%となっております。一方、記事一本あたりのアクセス数は、604件から889件へ回復し、前期比+47%となっております。これは、前期から新たに追加した『開発途上国に関するニュース』というコンテンツの影響です。