アフリカの子供の貧困が世界の4割の貧困を占める
14年後の2030年、国際社会は絶対的貧困の撲滅を目指しているが、アフリカの子供が世界の4割の貧困を占める世界が訪れるのかもしれない。
英国のシンクタンク海外開発研究所(ODI)の報告書によれば、「2030人までにサブサハラアフリカの子供たちの22%が1.9ドル以下の暮らしを強いられる」可能性がある。
これは、世界の貧困層の43%(約1.5億人)がアフリカに暮らす子供たちということを示している。実に、2012年の数値の2倍に当たる水準だ。
同報告書については、別の記事で詳しくレビューしてみたい。
参照記事
- By 2030, African children could account for over 40% of global poverty
- Watkins and Quattri. 2016. Child poverty, inequality and demography.