高度経済成長の真っ只中にあるカンボジア。都市部で進む急成長と貧困削減の影に、農村部のコメ農家は完全に隠れてしまっている。経済成長の影が日に日に伸び、農村部の貧困層に光が当たらなくなっているのではないか。そんな気がしてならない。
月: 2016年12月
なぜカンボジアのコメ価格は暴落したのか?
国際的なコメ価格の下落に対し、カンボジアでは何が起き、政府はどのような政策を実施したのだろうか。
東南アジアのコメ市場に何が起きているのか?
コメの生産地、東南アジアで何が起きているのだろうか。日本国内では話題になっていないが、コメの国際価格が歴史的な下落に見舞われている。コメの生産と輸出が経済成長を担う東南アジア諸国では、これが大きな問題となっている。
カンボジアの先住民族、従来の把握よりも多い可能性
カンボジアの先住民族はこれまで把握されているよりも多く、ほとんどが絶滅しかかっていると、現地NGO団体が報告した。プノンペンポスト紙が報じた。
セネガルの保健医療サービス向上をJICAが支援、円借款貸付契約
国際協力機構(JICA)は、2016年11月15日、セネガル共和国の首都ダカールにおいて、セネガル政府との間で、最大84億4,000万円のユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)支援プログラムに関する円借款貸付契約に調印しました。最貧困層の保健医療サービスへの経済的及び物理的アクセスの拡充を図ることで、基礎的社会サービスの向上に寄与します。
カンボジアで成長中の鉱業・石油・ガス産業で、中国政府からの援助を検討
カンボジアの鉱工・エネルギー省は、国内で成長中の鉱業産業における人材の能力向上のため、研究・訓練学校の設立に向けて中国政府と交渉中であることが分かった。クメールタイムズ紙が報じた。
都市部の貧困層、選挙について村長から聞かされて知る、カンボジア
テレビやスマートフォンにより情報へのアクセス機会があるにも関わらず、カンボジア都市部の貧困層は、選挙人名簿に登録する際、村の有力者の影響を大きく受けていることがNGO団体の報告により明らかになった。プノンペンポスト紙が報じた。
カンボジア、依然としてドル支配が続く
10月21日に発表された独立行政法人国際協力機構(JICA)とカンボジア国立銀行(NBC)の共同調査によると、依然として米ドルが金融取引を支配 しており、リエルの使用が制限されているという。調査対象は、2014年から2015年までの世帯や企業、両替所、金融機関など。
アジア開発銀行、カンボジアの金融業界のために4,000万ドルの融資を承認
アジア開発銀行(ADB)は11月18日、カンボジアの金融業界の強化と、銀行の無い地域への金融参入を促進するため、4,000万ドルの融資と60万ドルの技術援助交付金を承認したと発表した。
ガーナで円借款事業再開へ、JICA
国際協力機構(JICA)がガーナに対して円借款事業を再開すると現地メディアが報じた。最初の案件は、ガーナ東部回廊の整備の一環で、ボルタ川の橋梁の改修事業と見られ、100億円規模とされている。